特許
J-GLOBAL ID:200903003177031687

非常停止時の移動機能を有する油圧エレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-226203
公開番号(公開出願番号):特開2001-048446
出願日: 1999年08月10日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】油圧エレベータにおいて停電などの非常停止時に手動で運搬ケージを上昇又は下降させて積載物を回収する装置の開発。【解決手段】油圧シリンダ(1)に係合するラム(3)にバランスウェイト(11)を設け、先端に運搬ケージ(10)を連結したロープ(7)を該ラムに係合させ、さらに該油圧シリンダのラム上昇用給油ポート(12)とラム下降用給油ポート(13)とをそれぞれ開閉弁(16a)(16b)を介して2方向吐出型油圧ポンプ(14)に連通させた油圧回路を有し、該ラム上昇用給油ポートと該ラム下降用給油ポートを逆止弁(27)(28)を介して油タンク(25)に連通し、さらに手動ポンプ(23)及び油タンクに連通する加圧ポート(24)及び油戻りポート(26)と、ラム上昇用給油ポート及びラム下降用給油ポートに連通するラム上昇ポート(21)及びラム下降ポート(22)を有する手動切換弁(20)を設置した油圧エレベータである。
請求項(抜粋):
油圧シリンダ内を上下動する油圧ピストンに連結したラムの上端部にバランスウェイト又は運搬ケージを設けて該ラムに押し下げ力を加え、同時に先端に運搬ケージ又はバランスウェイトを連結したロープを該上端部に係合させることにより該ラムに引上げ力を加え、さらに該油圧シリンダのラム上昇用給油ポートとラム下降用給油ポートとをそれぞれ開閉弁を介して2方向吐出型油圧ポンプの両吐出口に連結した油圧回路を有する油圧エレベータにおいて、該ラム上昇用給油ポートと該ラム下降用給油ポートをいずれも逆止弁を介して油タンクに連通し、さらに油タンクから作動油を吸い上げて吐出する手動ポンプの吐出ポートに連通する加圧ポートと油タンクに連通する油戻りポートからなるタンク側接続部と、ラム上昇用給油ポートに連通するラム上昇ポートとラム下降用給油ポートに連通するラム下降ポートからなるシリンダ側接続部とを有する手動切換弁であって、該手動切換弁を中立位置にしたときにタンク側接続部の2ポートとシリンダ側接続部の2ポートとは内部的に遮断され、ラム下降位置とした時にはシリンダ側接続部のラム上昇ポート及びラム下降ポートをタンク側接続部の油戻りポート及び加圧ポートに連通させ、さらにラム上昇位置とした時にはシリンダ側接続部のラム上昇ポート及びラム下降ポートをタンク側接続部の加圧ポート及び油戻りポートに連通させたものを設置したことを特徴とする非常停止時の移動機能を有する油圧エレベータ。
IPC (2件):
B66B 9/04 ,  B66B 5/02
FI (2件):
B66B 9/04 J ,  B66B 5/02 J
Fターム (8件):
3F301BA02 ,  3F301BD28 ,  3F304AA05 ,  3F304CA05 ,  3F304CA12 ,  3F304EB11 ,  3F304EB15 ,  3F304EC11

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