特許
J-GLOBAL ID:200903003181110419

ヒートシール性を備えた包装用シート及び包装用シート積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195490
公開番号(公開出願番号):特開平5-042960
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】高いヒートシール性強度が得られる包装用シート及び包装用シート積層体を得る。【構成】低融点成分と高融点成分の複合繊維と、パルプ化天然繊維を所定の重量比率となるように後に易ヒートシール層となる一つの水性スラリーを調整する。上記の複合繊維とパルプ化天然植物繊維とを所定重量比率となるようにし後に非ヒートシール層となる他の水性スラリーを調整する。両スラリーにて易ヒートシール層と非ヒートシール層との2層の抄き合せ紙を抄造する。次に溶解パルプから調整した所定重量%のセルロースと、苛性ソーダを含む熟成度の高いビスコースを薄い苛性ソーダ水溶液で希釈し、抄き合せ紙の非ヒートシール面から再生セルロース付着量が5g/m2 になるように塗布し、この面に30g/m2 の重さのセロハンを重ねて乾燥し、希硫酸等で再生し、水洗、乾燥して包装用シート積層体を得る。このヒートシール積層体のヒートシール強度は高いヒートシール強度を得ることができる。
請求項(抜粋):
低融点で苛性アルカリによって容易に加水分解する成分を少なくとも表面の一部に有する繊維を第一の繊維とし、パルプ化天然植物繊維を第二の繊維とし、少なくとも一つの層は前記第一及び第二の繊維とを主成分とし、残りの層は少なくとも第一の繊維を主成分とし、前記一の層と残りの層とに存在する主成分の重量比率が異なる2層以上から構成され、すべての層に再生セルロースが含浸付着されているヒートシール性を備えた包装用シート。
IPC (5件):
B65D 65/40 ,  B32B 5/26 ,  D01F 8/14 ,  D21H 27/30 ,  D21H 15/10
FI (3件):
D21H 1/02 B ,  D21H 5/00 G ,  D21H 5/20 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-122452

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