特許
J-GLOBAL ID:200903003182613430

鉄系部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247417
公開番号(公開出願番号):特開平5-078813
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 熱膨張率が大きく、かつアルミ合金に対して高い耐焼付性を有する鉄系部材ないしその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 C,Si,Mnを含む鋼または鋳鉄にオーステンパ処理を施して、残留オーステナイトとベイナイトとを含む混在組織を形成し、次に上記鋼または鋳鉄に350〜440°Cの温度で窒化処理を施して、表面部の残留オーステナイトとベイナイトとを含む混在組織に、窒素を拡散固溶させるようにしたことを特徴とする。ここで、素材が鋼である場合は、C含有率を0.7〜1.2重量%、Si含有率を1.5〜2.5重量%、Mn含有率を0.5〜2.0重量%とし、素材が鋳鉄である場合は、C含有率を2.6〜4.0重量%、Siを1.5〜2.5重量%、Mn含有率を0.2〜1.0重量%とすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
C(炭素)とSi(珪素)とMn(マンガン)とを含む鋼または鋳鉄にオーステンパ処理を施して、残留オーステナイトとベイナイトとを含む混在組織を形成し、次に上記鋼または鋳鉄に440°C以下の温度で窒化処理を施して、表面部の残留オーステナイトとベイナイトとを含む混在組織に、窒素を拡散固溶させるようにしたことを特徴とする鉄系部材の製造方法。
IPC (6件):
C23C 8/26 ,  C21D 5/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 37/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-163313

前のページに戻る