特許
J-GLOBAL ID:200903003183651387

CT画像の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321511
公開番号(公開出願番号):特開平5-130989
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】肺等の複数のCT画像(2次元画像)からMIP処理により2次元投影して1つの2次元画像を得る際に、内臓の各種臓器等の軟部組織を除去して、気管支及び肺癌等のみを正確に抽出したい。そのための処理を実現したい。【構成】MIP処理では、CT画像を2値化して2次元2値化画像を得、これをマスクパターンとし、このマスクパターンから2値化前のCT画像のマスク処理を行い、マスク処理したCT画像を得、かくして得た複数のマスク処理したCT画像にMIP本来の処理を施して、2次元画像を得る。本発明では、2次元2値化画像をそのままマスクパターンとするのではなく、2次元2値化画像中の画素値1を持つ閉領域を、その面積の大小に応じて、画素値0に変更させ、この変更後の2値化画像をマスクパターンとした。
請求項(抜粋):
被検体の再構成された複数の2次元断層原画像(CT画像)からなる3次元原画像情報を、2次元平面に投影して出力するCT画像の処理装置において、上記各2次元原画像毎に、しきい値処理を行って各2次元2値化画像を得る手段と、各2次元2値化画像毎に、画素値1を持つ閉領域毎に面積を求める手段と、各2次元2値化画像毎に、この面積の大小によりマスクすべき画素とマスクすべきでない画素とに区分したマスクパターンを生成する手段と、各2次元原画像毎に、このマスクパターンに従ってマスクすべき画素位置の原画像画素は画素値0とし、マスクすべきでない画素位置の原画像画素はそのまま残すマスク処理手段と、このマスク処理された各2次元原画像にMIP処理を施し2次元投影像を得る手段とより成るCT画像の処理装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 360 ,  G06F 15/62 390

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