特許
J-GLOBAL ID:200903003183935903
流動媒体の質量測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-505343
公開番号(公開出願番号):特表平9-503310
出願日: 1995年07月06日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】公知の流動媒体質量測定装置はプレート状のセンサエレメントを有し、該センサエレメントは、少なくとも1つの加熱抵抗と、少なくとも1つの測定抵抗とを備えている。流動媒体の温度を補償するために、センサエレメントには通常なお媒体温度抵抗が装着されているが、しかしながら該媒体温度抵抗は、多分に加熱抵抗によって不利な影響を受けることがある。本発明により構成された流動媒体の質量測定装置(1)は、該質量測定装置(1)のケーシング(15)の外部で該ケーシングに装着された媒体温度抵抗(86)を有し、こうしてセンサエレメント(25)に対して空間的に距離を隔てることによって、熱的影響を受けることなく流動媒体の温度を受取ることができるので、質量媒体装置(1)の測定精度は高められかつ応答時間が短縮される。本発明による流動媒体の質量測定装置は、特に内燃機関の吸気質量を測定するのに適している。
請求項(抜粋):
縦軸線を有する細長く延在したケーシングが設けられかつ媒体の通流する測定通路を備え、該測定通路を流動する媒体内には、温度従変性の少なくとも1つの測定抵抗を有する温度従変性のセンサエレメントが配置されており、しかも流動媒体温度を補償するために、温度従変性の媒体温度抵抗が設けられている形式の、流動媒体質量を測定するため、特に内燃機関の吸気質量を測定するための質量測定装置において、媒体温度抵抗(86)が測定通路(20)の外部で、縦軸線(10)に対してほぼ平行に延在しているケーシング(15)の外面(84)に沿ってかつ該外面(84)に対して間隔をおいて配置されており、かつ前記ケーシング(15)が前記縦軸線(10)に対して垂直方向で見て、前記媒体温度抵抗(86)に対面した方の側で該媒体温度抵抗(86)の領域では前記外面(84)までしか延びていないことを特徴とする、流動媒体の質量測定装置。
引用特許:
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