特許
J-GLOBAL ID:200903003186376298

ディーゼル機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247965
公開番号(公開出願番号):特開平9-088664
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】ディーゼル機関の加速時において、排気ガス再循環機構の応答遅れにともなうスモーク発生を抑制しつつ、出力トルクの急激な変化を防止する。【解決手段】排気ガス再循環を行うディーゼルエンジン2 において、電子制御装置(ECU)71 のCPU は回転数センサ35、アクセル開度センサ73、吸気圧センサ74等によって検出されるエンジン2 の運転状態に基づき、基本噴射量と、吸入空気にて燃焼される噴射燃料の最大値(最大噴射量)とを算出する。CPU はエンジン2の加速時にバキュームスイッチングバルブ56を制御して排気ガスの再循環を停止させるとともに、基本噴射量を時間に従い増加させ、かつその増加率を、基本噴射量が最大噴射量に近づくほど小さくする。CPU は基本噴射量を最大噴射量にて制限することにより最終燃料噴射量を設定する。CPU は燃料噴射ポンプ1 を制御することにより、エンジン2 への燃料噴射量を前記最終噴射量に一致させる。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関に燃料を供給する燃料噴射ポンプと、前記燃料及び吸入空気の燃焼にともなう排気ガスの一部を前記ディーゼル機関に再循環させるための排気ガス再循環機構と、前記ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による機関運転状態に応じたディーゼル機関への基本噴射量を算出する基本噴射量算出手段と、前記運転状態検出手段による機関運転状態に基づき、前記ディーゼル機関への吸入空気にて燃焼される噴射燃料量の最大値を算出する最大噴射量算出手段と、前記ディーゼル機関の加速状態を検出する加速検出手段と、前記加速検出手段によるディーゼル機関の加速時には、前記排気ガス再循環機構による排気ガスの再循環を停止させる排気ガス再循環制御手段と、前記加速検出手段によるディーゼル機関の加速時には、前記基本噴射量算出手段による基本噴射量を時間とともに増加させ、かつその増加率を、基本噴射量が前記最大噴射量算出手段による最大噴射量に近づくほど小さくする基本噴射量補正手段と、前記基本噴射量補正手段による基本噴射量を前記最大噴射量算出手段による最大噴射量にて制限して、最終燃料噴射量を設定する最終噴射量設定手段と、前記燃料噴射ポンプを制御することにより、ディーゼル機関への燃料噴射量を前記最終噴射量設定手段による最終噴射量に一致させる噴射制御手段とを備えたディーゼル機関の制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/02 380 ,  F02D 41/10 380 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07
FI (4件):
F02D 41/02 380 E ,  F02D 41/10 380 A ,  F02M 25/07 550 A ,  F02M 25/07 550 J

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