特許
J-GLOBAL ID:200903003194798525

車両用電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236670
公開番号(公開出願番号):特開平6-086477
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】車両用電源装置の電源電圧増大に起因する発電機の障害や性能劣化を抑制する。【構成】車両に搭載されるエンジンにより駆動される同期発電機は、車体から電気絶縁された高位及び低位の電源ラインを通じてバッテリを高電圧で充電し、バッテリは上記電源ラインを通じて電気負荷に給電する。バッテリ電圧検出手段が検出したバッテリの電圧に応じて、励磁電流制御部は同期発電機の励磁コイルに通電する励磁電流を制御してバッテリの電位を所定範囲内とする。励磁電圧発生手段は、バッテリの電圧より低い励磁用電圧を励磁電流制御部を通じて励磁コイルに印加する。つまり、励磁回路が出力でん投げんラインから切り離されているため、励磁コイル短絡事故が生じても高電圧がリークしない。
請求項(抜粋):
ブラシ及びスリップリングを通して給電される励磁コイルを巻装したロータが車両に搭載されるエンジンにより駆動され、電機子コイル及び整流器を介して直流高電圧を出力する同期発電機と、車体から電気絶縁された高位及び低位の電源ラインを通じて前記同期発電機により充電され電気負荷に給電するバッテリと、前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、前記バッテリの電圧に応じて前記同期発電機の励磁コイルに通電する励磁電流を制御して前記バッテリの電圧を所定範囲内とする励磁電流制御部とを備える車両用電源装置において、前記バッテリの電圧より低い励磁用電圧を前記励磁電流制御部を通じて前記励磁コイルに印加する励磁電圧発生手段を備えることを特徴とする車両用電源装置。

前のページに戻る