特許
J-GLOBAL ID:200903003195643983

4サイクルエンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239340
公開番号(公開出願番号):特開平8-100621
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 4サイクルエンジンにおいて、簡易に各部を潤滑する。また、混合気の吸入効率を高める。【構成】 ピストン6の往復動に伴って圧力が変動するクランク室4を有する4サイクルエンジンにおいて、気化器26とクランク室4とを連通する吸気通路27と、クランク室4内の負圧の高まりにより気化器26からクランク室4への混合気の導入を許容するバルブ28とを設ける。そして、シリンダ2aに連通する吸気ポート21とクランク室4とを第一の混合気通路22で連通し、吸気ポート21に開口部24を介して連通する動弁機構収納空間13とクランク室4とを第一の混合気通路22とは別経路の第二の混合気通路23で連通する。これにより、エンジンの動作に伴い、混合気中に含まれている潤滑油によって各部を潤滑する。また、第一の混合気通路22を混合気が通過するため、混合気の過熱が防止され、吸入効率が高まる。
請求項(抜粋):
ピストンの往復動に伴って圧力が変動するクランク室を有する4サイクルエンジンにおいて、気化器と前記クランク室とを連通する吸気通路と、前記クランク室内の負圧の高まりにより開放されて前記気化器側から前記クランク室側への潤滑油を含んだ混合気の導入を許容するバルブと、シリンダ内に連通された吸気ポートと前記クランク室とを連通する第一の混合気通路と、吸気バルブ及び排気バルブを開閉させる動弁機構を収納する動弁機構収納空間と前記クランク室とを連通する前記第一の混合気通路とは別経路の第二の混合気通路と、前記動弁機構収納空間と前記吸気ポートとを連通する一又は二以上の開口部と、を有することを特徴とする4サイクルエンジンの潤滑装置。
IPC (5件):
F01M 9/10 ,  F01M 3/00 ,  F01M 9/06 ,  F02B 33/04 ,  F02B 33/26
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-160521
  • 過給式4サイクルエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-028536   出願人:石川島芝浦機械株式会社
  • 特開平2-161119

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