特許
J-GLOBAL ID:200903003205222213

田植機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧 哲郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-200047
公開番号(公開出願番号):特開平7-031233
出願日: 1993年07月19日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】苗植付け装置の植付杆が、本来植付けるべき以外の苗を引きずり込むのを防止し、苗の正常な植付けを実現すること。【構成】苗搬送ホルダ14Aは苗受取り位置で苗を受けとると、リンク機構21により苗受渡し位置まで搬送される。苗受渡し位置では、苗搬送ホルダ14Aは、その基端部側を搬送ベルト13の水平な搬送面に対して低く傾斜した状態になる。従って、苗搬送ホルダ14Aで保持される苗は、その根元側が低く葉の側が高く傾斜した状態になり、この状態で苗落し装置は搬送ベルト13上に苗を落下させる。落下の際に、苗は根の部分と葉の部分とが苗搬送ベルト13上に同時に接するので、苗搬送ベルト13上において苗は搬送方向と直交する状態になり、その状態で苗植付け装置の苗植付け位置に供給される。そのため、植付杆は本来植付けるべき苗のみを植付け、次の苗を引きずり込むことがないので、正常な苗の植付けができる。
請求項(抜粋):
苗箱搬送路に沿って苗箱を搬送しつつ、苗箱搬送路の苗押出し位置で苗箱のポットから苗を押し出し、その押し出した苗を苗受渡し装置の苗搬送ホルダが苗受取り位置で受け取って苗受け渡し位置まで搬送し、その位置で苗落し装置が苗搬送ホルダで保持される苗を苗搬送ベルト上に落下させ、その苗を苗搬送ベルトにより植え付け位置まで搬送する植付け部を有する田植機において、前記苗受渡し装置は、苗搬送ホルダを苗受取り位置と苗受け渡し位置との間を往復動するリンク機構を備え、前記苗搬送ホルダは苗受け渡し位置にあるときにその基端部側を前記苗搬送ベルトの水平搬送面に対して低くなるように傾斜したことを特徴とする田植機。

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