特許
J-GLOBAL ID:200903003206353214

通信回線における故障経路の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082368
公開番号(公開出願番号):特開平8-279848
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 一般加入者端末である発側端末と着側端末とを、複数の交換機を経由して接続する通信回線の故障経路を早期に特定する。【構成】 発交換機12に記憶された識別番号の発側端末11から呼が発生すると、発交換機ではアドレスメッセージに経過ルート情報表示要求を設定して共通線信号網に送出し、中継交換機では受信したメッセージに経過ルート情報表示要求を設定して次段交換機に送信する一方、着交換機14はこのメッセージを受信すると応答メッセージを前段の交換機に送信し、中継交換機では応答メッセージを受信すると経過情報を付加して前段交換機に送信し、発交換機では応答メッセージから経過情報を抽出し着側端末の識別番号及び発信時間とともに記憶する。従って、この経過情報を抽出することにより、一般加入者の故障通報に基づく不良回線の抽出及び故障経路を早期に特定できる。
請求項(抜粋):
発側端末と着側端末とを複数の交換機を経由して接続する通信回線における故障経路の抽出方法であって、前記各交換機は、共通線信号網に接続され、所定の制御信号を共通線信号網を介して送受信する機能と、制御信号であるアドレスメッセージに接続経路の返送指示を示す経過ルート情報表示要求を設定する機能と、前記経過ルート情報表示要求を受信して制御信号である応答メッセージに接続経路を示す経過情報を設定する機能とを備え、前記発側端末を収容した交換機の記憶部には、所定の発側端末の識別番号を記憶し、前記記憶部に記憶された識別番号の発側端末からの呼が発生した場合は、前記発側端末を収容した交換機において前記アドレスメッセージに経過ルート情報表示要求を設定して共通線信号網に送出し、中継経路の交換機では前記アドレスメッセージを受信して、前記アドレスメッセージに経過ルート情報表示要求を設定して次段の交換機に送信し、前記着側端末を収容した交換機は、前記アドレスメッセージを受信して、着側端末の識別番号を含む応答メッセージを前段の交換機に送信し、中継経路の交換機では前記応答メッセージを受信して前記応答メッセージに経過情報を付加して前段の交換機に送信し、前記発側端末を収容した交換機では、前記応答メッセージから前記経過情報を抽出して、前記発側端末の識別番号に対応したエリアに前記着側端末の識別番号及び発信時間とともに前記経過情報を記憶し、故障経路を抽出する場合は、少なくとも前記発側端末の識別番号に対応したエリアの経過情報を抽出することを特徴とする通信回線における故障経路の抽出方法。
IPC (4件):
H04M 3/22 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26 ,  H04M 7/06
FI (3件):
H04M 3/22 A ,  H04M 7/06 A ,  H04L 11/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-178049
  • 特開昭59-122166
  • 特開平3-235565
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