特許
J-GLOBAL ID:200903003207565657

物質処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272603
公開番号(公開出願番号):特開2001-087620
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中に含まれるNOx,SOxやダイオキシンなどの有害物質を放電プラズマによって効率よく無害な物質に分解できる方法および装置を提供する。【解決手段】 電気絶縁製のハニカム構造体11の両端面に、触媒作用を有する白金、パラジウム、ニッケル系の金属より成るメッシュ電極13および14間に高周波電源15を接続して貫通孔12に沿って放電プラズマを発生させ、処理すべき有害物質を含む排ガスを貫通孔に通して、有害物質をメッシュ電極の触媒作用により分解し易くすると共に放電プラズマ中に生成される電子と反応させて有害物質を分解する。放電空間がハニカム構造体の貫通孔によって規定されるので、ハニカム構造体全体に亘って均一に放電プラズマを発生でき、有害物質の分解効率を向上できる。また、ハニカム構造体を光触媒作用を有する材料で形成し、放電よる発光で励起することもできる。
請求項(抜粋):
処理すべき物質を含む流体が通過する複数の貫通孔を有する電気絶縁性のハニカム構造体の内部で放電プラズマを発生させ、貫通孔を通過する流体中の特定物質を、放電プラズマとの反応と、放電電圧を印加するための電極の少なくとも一部の触媒作用とによって処理することを特徴とする物質処理方法。

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