特許
J-GLOBAL ID:200903003208172780

車両用計器及びそのフロントパネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270559
公開番号(公開出願番号):特開2002-079848
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】【課題】 フロントパネルを半透明凹面鏡とし、この半透明凹面鏡により実像と拡大虚像を切り換え表示するにあたり、当該半透明凹面鏡の光学的形状に工夫を凝らし、拡大虚像の表示歪みを、凹面鏡としての虚像拡大率とはかかわりなく、できる限り少なくするようにした車両用計器及びそのフロントパネルを提供する。【解決手段】 計器板40の表面側に位置するフロントパネル30は、半透明凹面鏡からなり、この半透明凹面鏡の焦点は、当該フロントパネル30の表面31の上下方向断面方向において、上下方向に累進的に設定されている。
請求項(抜粋):
車両の車室内にて運転席の前側に設けられて複数の表示盤(40a乃至40d)を有する計器板(40)と、この計器板に沿いその表面側にて設けられたフロントパネル(30)と、このフロントパネルをその運転席側上方及び下方の一方から臨む表示面(71)を有して、表示作動時には当該表示面から表示光を並行に出射して前記フロントパネルにその表面から入射し、この入射を非表示作動時に停止する表示手段(70)とを備えて、前記フロントパネルは、前記運転席側上方及び下方の一方から他方にかけて前記計器板側に向け凹な断面形状にて前記運転席側に近づくように彎曲して形成されて、前記入射表示光を、前記運転席の着座乗員の視認方向とは逆方向に反射することで、前記視認方向に拡大虚像として結像させる半透明凹面鏡からなり、前記着座乗員は、前記表示手段の非表示作動時には、前記半透明凹面鏡を通して前記計器板の各表示盤を実像として視認し、前記表示手段の表示作動時には、前記半透明凹面鏡を通して前記複数の表示盤の少なくとも一つを実像として視認するとともに前記半透明凹面鏡を介し前記拡大虚像を視認するようにした計器であって、前記半透明凹面鏡の焦点は、前記表示手段の表示面上における前記表示光の出射位置とこの出射位置に対する前記半透明凹面鏡上の対応位置との間の光路長が前記半透明凹面鏡上の前記対応位置とこれに対する前記拡大虚像上の結像位置との間の光路長とほぼ等しくなるように、前記運転席側上方及び下方の一方から他方にかけて累進的に設定されている車両用計器。
IPC (3件):
B60K 35/00 ,  G02F 1/13 505 ,  G09F 9/00 359
FI (3件):
B60K 35/00 Z ,  G02F 1/13 505 ,  G09F 9/00 359
Fターム (14件):
2H088EA23 ,  2H088HA21 ,  2H088MA20 ,  3D044BA26 ,  3D044BA27 ,  3D044BA30 ,  3D044BC25 ,  3D044BD02 ,  3D044BD13 ,  5G435AA01 ,  5G435BB12 ,  5G435BB19 ,  5G435GG09 ,  5G435LL17

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