特許
J-GLOBAL ID:200903003208695813

ビット尤度演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163065
公開番号(公開出願番号):特開平6-006400
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 QAM方式におけるビット列判定の際、それがどの程度信頼できるか(ビット尤度)を数値化し、受信状態に応じたビット毎の精度の高い尤度を出力する。【構成】 成分選択部21-1,21-2は、受信信号におけるI成分及びQ成分の候補をそれぞれ2つ選択して成分尤度演算部22-1,22-2へ送る。成分尤度演算部22-1,22-2では、I成分及びQ成分のそれぞれの判定値の尤度を求める。このI成分及びQ成分の各尤度から、ビット尤度演算部23-1,23-2により、ビット毎の尤度を算出し、その算出結果をビット尤度補正部24-1,24-2で補正する。
請求項(抜粋):
直交振幅変調方式における受信信号に基づき、ビット尤度を算出するビット尤度演算装置において、前記受信信号における同相成分及び直交成分の候補をそれぞれ2つ選択する成分選択手段と、前記成分選択手段の出力に基づき、候補成分と受信成分の差の絶対値を最大尤度から減ずることによって、前記選択された同相成分及び直交成分の候補の成分尤度をそれぞれ算出する成分尤度演算手段と、前記算出された同相成分及び直交成分の成分尤度から、それぞれ対応するビットのビット尤度を算出するビット尤度演算手段と、前記ビット尤度演算手段の出力に基づき、前記選択された2つの成分候補に対応するビット列の一致するビットのビット尤度を最大値に補正するビット尤度補正手段とを、備えたことを特徴とするビット尤度演算装置。

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