特許
J-GLOBAL ID:200903003223219831

PHC杭の基礎スラブ定着工法および定着部用土留め具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264480
公開番号(公開出願番号):特開平8-105066
出願日: 1994年10月03日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 PHC杭と基礎スラブの定着強度を耐震性のあるものにすると共に、コスト削減、施工性の向上、工期短縮を計り、しかも均一で高品質な定着部を構築する。【構成】 地中に貫入したPHC杭Pの杭頭部1内の中空部2に盆3を取付け、杭頭部1の外周側に、根切り面より更に掘下げた段差凹部4を形成し、段差凹部4内に組鉄筋5の下半部を挿入して、上半部を基礎スラブAを介して基礎本体構築部側に延長しておき、基礎スラブAのコンクリートの打設の際に、段差凹部4内に同時にコンクリートを充填する。また、前記段差凹部4の内側面8に添って周回して起立する筒状壁10を形成し、その下端部の内側に、中央部に杭頭部1が嵌通する抜孔11を有する底壁12を設けた土留め具Bを形成し、これを段差凹部4を掘下げた際に杭頭部1に嵌込み、外周部の地盤の土くずれを防止すると共に、杭頭部1の外周側に、均一な定着部用の空間部を構成する。
請求項(抜粋):
地中に貫入されたPHC杭(P)の杭頭部(1)内の中空部(2)に盆(3)を取付け、基礎スラブ(A)の割栗石敷設下面(H)までの掘削後に、杭頭部(1)の外周面の外側にさらに掘り下げた段差凹部(4)を形成し、段差凹部(4)内に、多数の縦軸筋(6)と帯筋(7)とで構成した組鉄筋(5)の下半部を挿入して、その上半部を基礎スラブ(A)を介して基礎本体(C)側に延長して配筋し、基礎スラブ(A)のコンクリート打設の際に、組鉄筋(5)入の段差凹部(4)内にコンクリートを同時に充填することを特徴とするPHC杭の基礎スラブ定着工法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-061619
  • 特開昭58-127836

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