特許
J-GLOBAL ID:200903003223689366

圧力制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349438
公開番号(公開出願番号):特開平11-182702
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 常用圧力域の制御精度を低下させることなく、1つのアクチュエータによって、最大圧力と常用圧力域とを制御する。【解決手段】 スプール弁体104内に、流入ポート102および出力ポート103間の圧力降下量が増大する向きの力を、スプール弁体104に作用させるアクチュエータ107により駆動される弁手段113を配設する。そして、この弁手段113は、電磁コイル107aへの通電量は所定値以上のときは、出力ポート103とF/B室105とを連通させ、かつ、F/B室105とドレーン側との連通を遮断し、通電量が所定値未満のときは、出力ポート103とF/B室105との連通を遮断し、かつ、F/B室105をドレーン側に連通させる。
請求項(抜粋):
流体の圧力を制御する圧力制御弁であって、ポンプの吐出側に接続される流入ポート(102)、制御圧力を出力する出力ポート(103)、および大気圧に開放されたドレーンへ接続される排出ポート(109a)が形成されたケーシング(101)と、前記ケーシング(101)内に摺動自在に配設され、前記流入ポート(102)と前記出力ポート(103)との間の第1圧力降下量、および前記出力ポート(103)と前記排出ポート(109a)との間の第2圧力降下量を調節することにより、前記出力ポート(103)における制御圧力を調節するスプール弁体(104)と、電磁コイル(107a)および前記電磁コイル(107a)の内側に配設されたアーマチャ(107d2 )を有し、前記第1圧力降下量が増大する向きの力を前記スプール弁体(104)に作用させるアクチュエータ(107)と、前記スプール弁体(104)と前記ケーシング(101)とによって形成され、前記第1圧力降下量が増大する向きの力を前記スプール弁体(104)に作用させるフィードバック室(105)と、前記スプール弁体(104)内に配設され、前記アクチュエータ(107)により駆動される弁手段(113)とを備え、前記弁手段(113)は、前記アクチュエータ(107)が前記スプール弁体(104)に及ぼす力が所定値以上のときは、前記出力ポート(103)と前記フィードバック室(105)とを連通させ、かつ、前記フィードバック室(105)と前記ドレーン側との連通を遮断し、前記アクチュエータ(107)が前記スプール弁体(104)に及ぼす力が所定値未満のときは、前記出力ポート(103)と前記フィードバック室(105)との連通を遮断し、かつ、前記フィードバック室(105)を前記ドレーン側に連通させることを特徴とする圧力制御弁。
IPC (4件):
F16K 3/26 ,  F15B 13/044 ,  F16H 63/30 ,  F16K 31/06 385
FI (4件):
F16K 3/26 A ,  F15B 13/044 C ,  F16H 63/30 ,  F16K 31/06 385 A

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