特許
J-GLOBAL ID:200903003226238020

廃水処理試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-048412
公開番号(公開出願番号):特開2001-235462
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】活性汚泥と廃液を含む混合液を曝気することによって得られるDOの変化からデータをコンピュータで解析することにより、廃液のBOD濃度を短時間で評価したり、活性汚泥でのBOD分解速度を評価できる試験方法を提供する。【解決手段】活性汚泥と廃液を含む混合液を十分長く曝気して溶存酸素濃度がほぼ一定になった時点の値をhighfinalDOとし、再度低溶存酸素濃度から曝気して得られる溶存酸素濃度変化曲線から曝気装置の総括物質移動係数Kabsを求め、任意のBOD物質を含む混合液を曝気して得られる溶存酸素濃度変化曲線からDO=highfinalDO-(highfinalDO-DO0)exp(-Kabst)の計算式からBODを計算し、さらに該溶存酸素濃度変化曲線をブロック分けした曲線からDO= highDOn-(highDOn-DOn-1)exp(-Kabst)BOD分解速度=(highfinalDO-highDOn)×Kabsの計算式からブロック分けした範囲でのBOD分解速度とBODを計算する。
請求項(抜粋):
好気性微生物を利用する廃水処理での廃液の処理適正をテストする廃水処理試験方法において、活性汚泥と廃液を含む混合液を曝気装置で曝気したときに、該混合液に酸素が溶解する速度は該混合液の飽和溶存酸素濃度とその時点の該混合液の溶存酸素濃度の差を推進力とするとしたときの総括物質移動係数をKabsの記号で表したとき、該混合液を十分長く曝気し、溶存酸素濃度がほぼ一定になった時点の値をhighfinalDOの記号で表し、その時点で曝気を停止し、外からの酸素の供給を断って、減少速度が直線的に減少する範囲でhighfinalDOより十分溶存酸素濃度が低くなった時点から曝気を再開し、曝気経過時間(以下tの記号で表す)による溶存酸素濃度(以下DOの記号で表す)の上昇曲線を測定し、曝気を再開したときの溶存酸素濃度の初期値をDO0とし、溶存酸素濃度がほぼ一定になった時点の値をhighfinalDO1としたときDO=highfinalDO1-(highfinalDO1-DO0)exp(-Kabst)の計算式でKabsを変化させて、測定したDOの上昇曲線を最も近似できた値をKabsの値とすることを特徴とする廃水処理試験方法。
IPC (3件):
G01N 33/18 ,  G01N 33/18 105 ,  C02F 3/12 ZAB
FI (4件):
G01N 33/18 D ,  G01N 33/18 F ,  G01N 33/18 105 ,  C02F 3/12 ZAB Z
Fターム (3件):
4D028CC02 ,  4D028CC07 ,  4D028CE01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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