特許
J-GLOBAL ID:200903003230501194
フローティング機構
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250940
公開番号(公開出願番号):特開平9-085668
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 三次元空間内の多方向への遊動機能を有し、かつコンパクトで低価格に構成されたフローティング機構を得ること。【解決手段】 ベース部30の上下に機械の主部70と作業部10とに結合されるフランジ部22、24を有し、ベース部30の遊動室30a内部に転動体42によって平面に沿って多方向に遊動自在に支持した遊動ディスク40を設け、この遊動ディスク40を複数の方向から引っ張る引張弾性手段48、41を設けて遊動ディスク40の遊動により作業部10の遂行する作業の全ての方向の作業誤差を吸収できる構成とした。
請求項(抜粋):
機械の主部と該主部に結合されてワーク等に対して所定の作業を遂行する機械の作業部との間に介挿され、該作業部に対して三次元空間内の遊動自由度を付与するフローティング機構において、前記機械の主部に結合する結合機枠を備えた筐体構造のベース部と、前記ベース部の上下支持板間に複数の転動体を介して挟持される遊動ディスクと該遊動ディスクに一体遊動可能に配設されると共に前記機械の作業部に結合される取付けフランジ部とを備えて形成されたフローティング部と、前記筐体構造のベース部の内周域に対して前記フローティング部の遊動ディスクを該ベース部の略中心部に保持するように少なくとも三方向から該遊動ディスクに引っ張るように設けられる引張弾性手段と、を少なくとも具備して構成され、前記フローティング部の遊動に従って前記機械の主部と作業部との間で作業誤差の吸収作用を行うことを特徴とするフローティング機構。
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