特許
J-GLOBAL ID:200903003233427360

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257034
公開番号(公開出願番号):特開2000-086709
出願日: 1998年09月10日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 大型重合器を用い、高生産性で還流凝縮器による除熱を伴う製造法でも重合中の発泡による品質の低下や操業上の問題がなく、多孔性で可塑剤吸収性に優れ、成形した際のフィッシュアイが少ない塩化ビニル系重合体を製造する方法の提供。【解決手段】 水性媒体として40〜90°Cの水を使用し、かつ分散剤として重合度が300〜1000かつケン化度が65〜75モル%であり、分子鎖の少なくとも1つの末端にメルカプト基を有する部分ケン化ポリビニルアルコール(A)と、特定の重合度及びケン化度の部分ケン化ポリビニルアルコール(B)、(C)の3種を、特定量使用し、かつ重合中の還流凝縮器による除熱量が全重合発熱量の30%〜80%として重合を行う塩化ビニル系重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
還流凝縮器を付設した容積100m3以上の大型重合器を用いて重合時間5時間以内で、塩化ビニル系単量体を水性媒体中で油溶性ラジカル開始剤を用い、懸濁重合させるに際し、水性媒体として40〜90°Cに加温された水を使用し、かつ分散剤として重合度が300〜1000かつケン化度が65〜75モル%であり、分子鎖の少なくとも1つの末端にメルカプト基を有する部分ケン化ポリビニルアルコール(A)と、重合度が2000以上かつケン化度が75モル%以上の部分ケン化ポリビニルアルコール(B)、及び重合度が100〜700かつケン化度が20〜55モル%の部分ケン化ポリビニルアルコール(C)の3種を、塩化ビニル系単量体100重量部に対する(A)の使用量を0.005〜0.02重量部、(B)の使用量を0.03〜0.1重量部、(A)と(B)の重量比(A)/(B)を1/10〜1/4とし、かつ塩化ビニル系単量体100重量部に対する(C)の使用量を0.01〜0.1重量部として使用し、かつ重合中の還流凝縮器による除熱量が全重合発熱量の30%〜80%として重合を行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/20 ,  C08F 6/10 ,  C08F 14/06
FI (3件):
C08F 2/20 ,  C08F 6/10 ,  C08F 14/06
Fターム (35件):
4J011AA01 ,  4J011AA05 ,  4J011JA07 ,  4J011JA10 ,  4J011JB01 ,  4J011JB02 ,  4J011JB03 ,  4J011JB26 ,  4J100AA02Q ,  4J100AA03Q ,  4J100AA06Q ,  4J100AC03P ,  4J100AC04Q ,  4J100AC23Q ,  4J100AC24Q ,  4J100AE02Q ,  4J100AE09Q ,  4J100AE13Q ,  4J100AG02Q ,  4J100AG04Q ,  4J100AG05Q ,  4J100AJ01Q ,  4J100AJ02Q ,  4J100AK31Q ,  4J100AK32Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AL04Q ,  4J100AL05Q ,  4J100AM02Q ,  4J100BC43Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100FA21 ,  4J100FA47 ,  4J100GB12

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