特許
J-GLOBAL ID:200903003233701542

金属の腐食抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 政浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208474
公開番号(公開出願番号):特開平8-074076
出願日: 1994年09月01日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 工業用開放式循環冷却水系の金属の腐食を抑制する方法において、冷却水の濃縮度を上昇させ、スケールを発生させることなく、低いリン濃度で十分な腐食抑制作用を達成できる方法を提供する。【構成】 マレイン酸(その塩を含む)及びアクリル酸(その塩を含む)、あるいはさらに不飽和スルホン酸系モノマーを含む不飽和モノマー成分を次亜リン酸(その塩を含む)の存在下で反応させて得られた共重合体を用い かつ循環水を、式:RI’=RI-0.004×(SiO2)〔ここで RIは40°Cにおけるリツナー指数、(SiO2)は循環水中のシリカ濃度(mg/l)である〕で示されるシリカ濃度の補正項を含む補正リツナー指数:RI’が3.0〜5.5、pHが8.5〜9.5になるように調整することを特徴とする金属の腐食抑制方法。
請求項(抜粋):
開放式循環冷却水系における金属の腐食を抑制する方法において、マレイン酸(その塩を含む)及びアクリル酸(その塩を含む)を含む不飽和モノマー成分を次亜リン酸(その塩を含む)の存在下で反応させて得られた共重合体を用い かつ循環水を、式:RI’=RI-0.004×(SiO2)〔ここで、RIは40°Cにおけるリツナー指数、(SiO2)は循環水中のシリカ濃度(mg/l)である〕で示されるシリカ濃度の補正項を含む補正リツナー指数:RI’が3.0〜5.5、pHが8.5〜9.5になるように調整することを特徴とする金属の腐食抑制方法。

前のページに戻る