特許
J-GLOBAL ID:200903003234978998

バックパネル状まち入りパンティストッキングの縫製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304273
公開番号(公開出願番号):特開平5-321001
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、着用時にパンティ部の後部から内股部にかけてフィット性を向上させることができ、且つまち入り作業の自動化に適したバックパネル状まち入りパンティストッキングの縫製方法を提供することにある。【構成】 左右合わされた筒状ストッキング生地11,12の内股部を切断した後、パンティ部18の後部18cから内股部18aにわたる位置にバックパネル状のまち生地20を挿入して縫製するバックパネル状まち入りパンティストッキングの縫製方法であり、左右一対のクランプ群30,40の少なくともいずれか一方に、バックパネル状まち生地20を2つ折りにして挿入される溝35,45を有する中クランプ34,35を介在し、この中クランプ34,35に挿入された該マチ生地20の上縁部20’及び下縁部20”をストッキング生地11,12の切断縁13及び14に個別的に縫着するようにしたものである。
請求項(抜粋):
パンティ部の後部から内股部にわたってバックパネル状まちを介入したパンティストッキングの縫製方法であって、一対の筒状ストッキング生地を咬持する左右一対の上クランプと左右一対の下クランプとの間に、バックパネル状まち生地の帯状部が2つ折りで挿入可能な第1溝と該まち生地のV字状部が2つ折りで挿入可能な第2溝とを個別に有する左右一対の中クランプを介在させる準備工程と、上記中クランプを上クランプと下クランプとで上下から挾圧して一対の筒状ストッキング生地を圧接保持した状態で、該ストッキング生地の中央開口部を股部まで切断する切断工程と、上記切断したストッキング生地の切断縁を咬持したまま、上記左右のクランプ群を平行状態から外方に向って180°以内の角度で拡開せしめて上記切断縁を露出させると共に、この露出した上記切断縁を上下に分離する生地分離工程と、上下に分離した上記切断縁の間にバックパネル状まち生地を長さ方向に二つ折りにして上記一対の中クランプの第1溝から第2溝にわたって挿入するまち生地の挿入保持工程と、ミシン加工によって上記バックパネル状まち生地の一方の縁部をストッキング生地の一方の切断縁に縫着した後、該まち生地の他方の縁部をストッキング生地の他方の切断縁に縫着すると共に残りのストッキング生地の切断縁を縫着する縫製工程とを備えたことを特徴とするバックパネル状まち入りパンティストッキングの縫製方法。
IPC (2件):
A41B 11/14 ,  D05B 23/00

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