特許
J-GLOBAL ID:200903003242117675
気泡分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190440
公開番号(公開出願番号):特開平7-039702
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 特に構成を複雑にすることなしに、液体中の微細気泡を合体させて大径気泡にするとともに、流れを層流とすることにより、気泡分離能力を向上させる。【構成】 旋回流室容器1内の旋回流室2の一端側の内径が大きくて、他端側の周壁面には多数の小穴6が形成され、旋回流室から小穴を通じて流出してくる液体を所定の液体排出口7に導く外ケース8がある。旋回流室には中心細管9が配設され、中心細管には多数の小穴10が形成され、これら小穴を通じて中心細管内に入り込む気泡分を容器外に導く連通構造がある。容器の一端側の大径部分の外周を取り巻くように環状予備旋回流路12が形成され、その一端部は接線方向に設けられた液体供給口4につながり、他端部は開口14を通じて旋回流室につながっている。開口の部分には、環状予備旋回流路側から旋回流室内にその周壁面の接線方向に液体が流入するようにガイド13が形成されている。
請求項(抜粋):
以下の各構成要件?@〜?Hを備えた気泡分離装置。?@中心軸に直交する断面が円形で、中心軸方向に充分な長さを有し、両端部が閉じた旋回流室容器を有する。?A前記容器内の旋回流室の一端側の内径が大きくて、他端側の周壁面には前記容器内外を貫通する多数の小穴が形成されている。?B前記容器内の旋回流室から前記小穴を通じて流出してくる液体を所定の液体排出経路に導くケース構造がある。?C前記容器内の旋回流室にはその中心軸に沿って中心細管が配設されている。?D前記中心細管には管内外を貫通する多数の小穴が形成されていて、これら小穴を通じて前記容器内の旋回流室から前記中心細管内に入り込む気泡分を前記容器外に導く連通構造がある。?E前記容器の一端側の大径部分の外周を少なくとも一周近く取り巻くように環状予備旋回流路が形成されている。?F前記環状予備旋回流路の一端部は液体供給経路につながり、他端部は前記容器の一端側の大径部分の周壁面に形成された単一の開口を通じて前記旋回流室につながっている。?G前記液体供給経路は、該液体供給経路から前記環状予備旋回流路内にその周壁面の接線方向に液体が流入するように設けられている。?H前記環状予備旋回流路の他端部と前記旋回流室とを連通する前記開口部分には、前記環状予備旋回流路側から前記旋回流室内にその周壁面の接線方向に液体が流入するようにガイドが形成されている。
引用特許:
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