特許
J-GLOBAL ID:200903003245665878

平底円筒型中圧低温タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚本 正文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341288
公開番号(公開出願番号):特開平7-167393
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 液体水素貯蔵のように、比較的大きな内圧にも耐え、侵入熱を少なくし、かつ内槽収縮に対する追従性を高めた安全かつ経済的な平底円筒型中圧低温タンク。【構成】 比較的小径の底板及びドーム頂板を有する内側竪円筒状内槽1と、これを半径方向及び竪方向すきまを存して同軸的に内包する相似的外槽11とからなる真空保冷型2重円筒構造のタンクにおいて、上記内槽側板2の下端と底板3の外周の間に周溶接され下外方へ凸曲する1/4 円弧状断面を有する環状コーナー曲面板6と、上記内槽側板2の下端部を内槽1を上載する床板コンクリート4A上に支持する短円筒状スカート7と、上記スカート7の下端フランジに沿って二重同心円筒形をなしてそれぞれ垂設され下端が外槽11を上載する床板コンクリート4B に埋め込まれたアンカー金物8に固着された複数の鉛直方向繊維9と、上記複数の繊維9の相互間に充填された粉末保冷材10とを具えたこと。
請求項(抜粋):
比較的小径の竪円筒状側板の下端,上端をそれぞれ水平円形底板,上凸半球殻状頂板にて閉鎖してなる内槽と、上記内槽を適宜半径方向及び竪方向の間隔を存して同軸的に内包し比較的大径の竪円筒状側板の下端,上端をそれぞれ水平円形底板,上凸半球殻状頂板にて閉鎖してなる外槽とからなる2重円筒構造の真空保冷式タンクにおいて、上記内槽側板の下端と内槽底板の外周の間に上下端が同軸的に滑らかに溶接され1/4円弧状断面を有する環状コーナー板と、上記内槽側板の下端部を上記内槽を上載する床板コンクリート上に支持する短円筒状スカートと、上記スカートの下端フランジに沿って等間隔で垂設され下端が上記外槽を上載する床板コンクリートに埋め込まれたアンカー金物に固着された複数の鉛直方向繊維と、上記複数の繊維の相互間に充填された粉末保冷材とを具えたことを特徴とする平底円筒型中圧低温タンク。

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