特許
J-GLOBAL ID:200903003250203327

空気/燃料混合気を燃焼室の中へ噴射するためのマルチモードシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-055618
公開番号(公開出願番号):特開2003-262337
出願日: 2003年03月03日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 空気/燃料混合気を噴射するためのマルチモードシステムを備えた噴射システムを提供する。【解決手段】 噴射システム12は、第1の空気噴射手段22と第2の空気噴射手段24との間に介装された燃料噴射手段を有する。燃料噴射手段は、少なくとも1つの燃料噴射オリフィス36を有する第1の燃料吸入回路32と、これから独立した複数の第2の燃料吸入回路34とを備える。第2の燃料吸入回路34の各々は少なくとも1つの燃料噴射オリフィス38を備える。燃料は、燃料噴射オリフィス36より、第1の空気噴射手段からの空気の流れにほぼ垂直な方向へ噴出され、燃料噴射オリフィス38より、第2の空気噴射手段からの空気の流れにほぼ垂直な方向へ噴射される。この構成により、エンジンの回転速度に応じて空気/燃料混合気を噴射する複数のモードが実現される。
請求項(抜粋):
空気/燃料混合気をガスタービンエンジンの燃焼室(10)の中へ噴射するための噴射システム(12)であって、前記噴射システムが、長手方向軸(X-X)を有し、かつ、第1の空気噴射手段(22)と第2の空気噴射手段(24)との間に介装された燃料噴射手段を備え、前記燃料噴射手段が、ベンチュリ管(26)の環状内部空洞(32、34)内に配置され、前記空洞が、実質的に軸方向に延びる上流壁(28)と、実質的に半径方向に延びる下流壁(30)とによって規定され、前記燃料噴射手段が、少なくとも1つの燃料噴射オリフィス(36)を備えた少なくとも1つの第1の燃料吸入回路(32)と、少なくとも1つの前記第1の燃料吸入回路から独立した複数の第2の燃料吸入回路(34)とを備え、複数の第2の燃料吸入回路(34)のそれぞれが少なくとも1つの燃料噴射オリフィス(38)を備え、それによって、エンジンの決められた回転速度に応じて空気/燃料混合気を噴射する複数の独立したモードを定義し、前記第1の燃料吸入回路の燃料噴射オリフィス(36)が、前記ベンチュリ管の上流壁に形成され、それによって、第1の空気噴射手段(22)から流れ込む空気の流れにほぼ垂直なおおよその方向へ燃焼室に向けて燃料を噴射し、前記第2の燃料吸入回路の燃料噴射オリフィス(38)が、前記ベンチュリ管の下流壁に形成され、それによって、前記第2の空気噴射手段(24)から流れ込む空気の流れにほぼ垂直なおおよその方向へ前記燃焼室に向けて燃料を噴射する、ことを特徴とする、噴射システム。
IPC (5件):
F23R 3/34 ,  F23R 3/04 ,  F23R 3/14 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/30
FI (5件):
F23R 3/34 ,  F23R 3/04 ,  F23R 3/14 ,  F23R 3/28 A ,  F23R 3/30
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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