特許
J-GLOBAL ID:200903003251539868

内燃機関のスロットル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073677
公開番号(公開出願番号):特開平11-270367
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 トルクモータを用いた電子スロットルシステムにおけるスロットルバルブの開度の追従安定性を向上すること。【解決手段】 トルクモータ19を用いた電子スロットルシステムにおいては、モータトルク特性が非線形でかつ複数のパラメータ(実スロットル開度、モータ電流)によって決まり、更に減速ギヤ列がないときにはスロットル開度精度が低下することとなり、従来のPID(比例・積分・微分)制御では電子スロットルの非線形な特性を吸収するのは困難であった。このため、スロットルバルブ5のオーバシュートの有無の推定に基づく運動エネルギが考慮された要求トルクの発生に必要なモータ電流に応じて目標スロットル開度に実スロットル開度TAを一致させるための制御量が算出される。これにより、トルクモータ19の非線形なトルク特性等が吸収され正確なスロットル制御が可能となる。
請求項(抜粋):
各種センサ信号に基づき設定されるスロットルバルブの目標とする目標スロットル開度と実際の前記スロットルバルブの開度である実スロットル開度とに応じてトルクモータの要求トルクを算出する際、前記トルクモータによる運動エネルギの収支を零とするトルク演算手段と、前記トルク演算手段で算出される前記要求トルクと前記実スロットル開度とから算出されるモータ電流とに応じて前記実スロットル開度を前記目標スロットル開度に一致させるための制御量を算出する制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出される前記制御量により前記トルクモータを駆動し、前記実スロットル開度を制御するスロットル制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
IPC (2件):
F02D 11/10 ,  F02D 9/02 351
FI (2件):
F02D 11/10 E ,  F02D 9/02 351 M

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