特許
J-GLOBAL ID:200903003252608790

アドレス設定方法、及びこのアドレス設定方法が適用される通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164264
公開番号(公開出願番号):特開平11-017718
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 簡易な処理手順で複数の中継局に対して各々の自己アドレスを設定することができるアドレス設定方法、及びこのアドレス設定方法が適用される通信システムを提供することを課題とする。【解決手段】 受信した通信データの宛先アドレスと自己アドレスとが一致しており、かつ、アドレス/フラグメモリ55に記憶されている自己アドレスの書き換え可否状態が書き換え可能状態にある中継局は、自己アドレスを、通信データ中の可変設定アドレス値に更新する一方、自己アドレスの書き換え可否状態を、書き換え不可状態に更新し、さらに、通信データ中の可変設定アドレス値に対して所定の演算を行い、この演算により求められた可変設定アドレス値に書き換えられた通信データを、複数の中継局間で順次巡回させる如く次の中継局へ向けて送信する。
請求項(抜粋):
複数のリング形式のネットワーク間を、複数の中継局を介して相互にデータ交換可能に接続して構成される通信システムに用いられ、前記複数の中継局間で通信データを順次巡回させることにより、当該複数の中継局の各々に対し、各自の身元が相互に識別可能となる如く自己アドレスを付与設定するアドレス設定方法であって、前記通信データは、少なくとも、当該通信データの宛先となる中継局の宛先アドレスが記述される宛先アドレス部と、前記複数の中継局の各々に対して付与設定される可変設定アドレスが記述される可変設定アドレス記述領域と、を備えて構成される一方、前記複数のリング形式のネットワークのうちの任意の1つは、通信データの発信元となる任意の1つの発信元中継局を含んで構成され、前記発信元中継局を含む複数の中継局は、各自の自己アドレスを記憶する自己アドレス記憶手段と、当該自己アドレス記憶手段に記憶されている自己アドレスの書き換え可否状態を記憶する状態記憶手段と、を各々備えて構成されており、前記発信元中継局を除く複数の中継局は、当該複数の中継局の各々に対する自己アドレスの付与設定処理が開始されたとき、当該複数の中継局が各々備える前記自己アドレス記憶手段に記憶されている自己アドレスを、当該複数の中継局間で共通となる所定値に初期設定する一方、当該複数の中継局が各々備える前記状態記憶手段に記憶されている自己アドレスの書き換え可否状態を、書き換え可能状態に初期設定し、前記発信元中継局は、前記宛先アドレス部に前記複数の中継局間で共通となる所定値を記述する一方、前記可変設定アドレス記述領域に任意の初期値となる可変設定アドレスを記述した通信データを、自身を除く複数の中継局のうちの1つの中継局へ送信し、前記発信元中継局を含む複数の中継局は、受信した通信データの宛先アドレスと自己アドレスとが一致しており、かつ、前記状態記憶手段に記憶されている自己アドレスの書き換え可否状態が書き換え可能状態にあるとき、前記自己アドレス記憶手段に記憶されている自己アドレスを、当該通信データの可変設定アドレス記述領域に記述されている可変設定アドレス値に更新する一方、前記状態記憶手段に記憶されている自己アドレスの書き換え可否状態を、書き換え不可状態に更新し、当該通信データの可変設定アドレス記述領域に記述されている可変設定アドレス値に対して所定の演算を行い、当該演算により求められた可変設定アドレス値を、前記通信データの可変設定アドレス記述領域に書き換え記述し、当該可変設定アドレス値が書き換えられた通信データを、自身を含む次の中継局へ向けて送信することを特徴とするアドレス設定方法。
IPC (3件):
H04L 12/42 ,  H04L 12/46 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04L 11/00 330 ,  H04L 11/00 310 C

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