特許
J-GLOBAL ID:200903003255787580

圧力抑制式格納容器系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076797
公開番号(公開出願番号):特開平6-324177
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 LOCA発生時に格納容器(24)内における圧力上昇を抑制する圧力抑制式格納容器系(14)を提供する。【構成】 原子炉圧力容器(16)を包囲しかつ内部に非凝縮性ガスを含んだドライウェル(26)を規定する格納容器(24)の中に、密閉されたウェットウェルプール(28)ならびにウェットウェルプール(28)の上方の重力作動冷却系(GDCS)プール(44)が配置され、ウェットウェルプール(28)は、LOCA発生時にドライウェル(26)から蒸気と一緒に運び込まれる非凝縮性ガスを収容するプレナム(32)を含む。LOCA発生時にウェットウェルプレナム(32)からGDCSプール(44)のプレナム(47)へのガス抜きを行うための手段(80,100)が設けられる。
請求項(抜粋):
(a) 炉水中に沈められかつ前記炉水を加熱して蒸気を発生させるために役立つ炉心(18)を収容する原子炉圧力容器(16)、(b) 前記圧力容器(16)から外方に離隔して配置され、それによって非凝縮性ガスを含むドライウェル(26)を形成する格納容器(24)、(c) 前記格納容器(24)内に配置されかつ部分的に水で満たされてそれの上方にウェットウェルプレナム(32)を規定する密閉されたウェットウェルプール(28)であって、冷却材喪失事故(LOCA)の発生時に前記ドライウェル(26)内に放出された蒸気を前記非凝縮性ガスと一緒に前記ドライウェル(26)から前記ウェットウェルプール(28)内に導入するため前記ドライウェル(26)に連通して設けられたドライウェル・ウェットウェル間の通気孔(34)を有するウェットウェルプール(28)、(d) 前記格納容器(24)内において前記炉心(18)および前記ウェットウェルプール(28)よりも上方の位置に配置され、かつ部分的に水で満たされてそれの上方に重力作動冷却系(GDCS)プレナム(47)を規定する重力作動冷却系(GDCS)プール(44)、(e) 前記LOCAの発生時には重力の作用下で前記GDCSプール(44)内の水を前記圧力容器(16)内に選択的に排出するための排出手段(48、50)、並びに(f) 前記ウェットウェルプレナム(32)から前記GDCSプレナム(47)へのガス抜きを行って前記非凝縮性ガスを前記GDCSプレナム(47)内に導入するためのガス抜き手段(80、100)をそなえることを特徴とする圧力抑制式格納容器系(14)。
IPC (4件):
G21C 9/004 ,  G21C 13/00 ,  G21C 15/18 GDB ,  G21C 15/18
FI (2件):
G21C 9/00 GDB A ,  G21C 13/00 GDB R
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-115793
  • 特開平2-083495

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