特許
J-GLOBAL ID:200903003256378277

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038638
公開番号(公開出願番号):特開平10-224575
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 イメージセンサから出力される画像信号のオフセット・ゲインを調整できる画像読取装置を提供すること。【解決手段】 オフセット調整手段が発生するオフセット相殺信号を0レベルに仮設定した上で最大値検出手段が検出した最大値から所定値を減じた値が適正黒最大値範囲内になるような当該所定値に相当するレベルに前記オフセット相殺信号を本設定し、更に、サンプリングクロック発生手段が発生するサンプリングクロックの位相を、各位相のうちの、対応して記憶した黒最大値及び白最大値が、いずれも、それぞれ所定の適正黒最大値範囲内及び適正白最大値範囲内にある位相に設定するオフセット相殺/位相設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
画像を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期して出力される画像信号を、A/D変換手段により前記画素クロックに同期したサンプリングクロックでサンプリングすることにより画像データを得る画像読取装置において、複数レベルのオフセット相殺信号を発生でき、そのうちのいずれかのレベルの信号を前記イメージセンサから出力される画像信号に加算して前記A/D変換手段に入力するオフセット調整手段と、前記A/D変換手段にサンプリングクロックを供給すると共に、そのサンプリングクロックの位相を前記画素クロックに対して複数段階に切り換えることができるサンプリングクロック発生手段と、前記イメージセンサが読み取った1ライン分の画像信号について前記A/D変換手段が出力した画像データ中の最大値を検出する最大値検出手段と、前記オフセット調整手段が発生するオフセット相殺信号を0レベルに仮設定した上で前記イメージセンサにより1ライン分の黒基準画像を読み取って得られた画像データについて前記最大値検出手段が検出した最大値から所定値を減じた値が前記適正黒最大値範囲内になるような当該所定値に相当するレベルに前記オフセット相殺信号を本設定し、更に、前記サンプリングクロック発生手段が発生するサンプリングクロックの位相を順次切換えつつ、切り換えた各位相において前記イメージセンサにより1ライン分の前記黒基準画像及び白基準画像をそれぞれ読み取って得られた、それぞれの画像データについて前記最大値検出手段が検出したそれぞれの最大値を、各位相における黒最大値及び白最大値として各位相と対応付けて記憶し、前記サンプリングクロック発生手段が発生するサンプリングクロックの位相を、前記各位相のうちの、対応して記憶した前記黒最大値及び白最大値が、いずれも、それぞれ所定の適正黒最大値範囲内及び適正白最大値範囲内にある位相に設定するオフセット相殺/位相設定手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
IPC (3件):
H04N 1/19 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/40
FI (3件):
H04N 1/04 103 E ,  G06F 15/64 400 K ,  H04N 1/40 101 H

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