特許
J-GLOBAL ID:200903003256387357
非線形増幅器用DCバイアス電流補償回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525541
公開番号(公開出願番号):特表平8-511404
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】非線形増幅器(10)用DCバイアス電流補償回路は、回路構成が非線形増幅器(10)とほぼ同一の補償増幅器(128)と、補償すべき非線形増幅器(10)に補償増幅器(128)を結合する電流ミラー(122)とを含む。補償増幅器(128)に、その出力部からその入力部への帰還を設けて、補償増幅器(128)の出力部に供給されるDCバイアス電流を、非線形増幅器(10)のDC入力バイアス電流を補償するように使用できるようにする。このようにして、非線形増幅器(10)を、温度変化又は製造プロセス変化が原因の利得の変化に対して補償することができる。
請求項(抜粋):
非線形増幅器(10)用DCバイアス電流補償回路(20)であって、この非線形増幅器(10)はDC入力バイアス電流及びDC出力バイアス電流を有し、前記非線形増幅器(10)の利得を前記DC出力バイアス電流の関数とし、前記補償回路(20)は、入力部及び出力部を有する第1電流ミラー(122)を具え、前記出力部を、前記DC入力バイアス電流を制御する前記非線形増幅器(10)の入力部に結合し、また前記DCバイアス電流補償回路は、前記非線形増幅器(10)とほぼ同一の回路形態の補償増幅器(128)を具え、この補償増幅器はDC入力バイアス電流及びDC出力バイアス電流を有し、前記第1電流ミラー(122)の入力部を前記補償増幅器(128)の入力部に結合し、また前記DCバイアス電流補償回路は、前記補償増幅器(128)の出力を前記補償増幅器(128)の入力に帰還結合するとともに前記補償増幅器(128)のDC入力バイアス電流及び前記第1電流ミラー(122)の入力電流を制御する帰還手段と、前記補償増幅器(128)のDCバイアス電流を設定して前記非線形増幅器(10)のDC入力バイアス電流を前記第1電流ミラー(122)によって補償する電流供給手段(130)とを具えることを特徴とする非線形増幅器(10)用DCバイアス電流補償回路(20)。
前のページに戻る