特許
J-GLOBAL ID:200903003258112215
電磁波の誘導構造を備えた電子レンジ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000292
公開番号(公開出願番号):特開平10-253066
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 マグネトロンから発生した電磁波を電子レンジ内で最大の電界強度でもって分散させるための、電磁波の誘導構造を備えた電子レンジを提供する。【解決手段】 電子レンジのマグネトロンから発生した電磁波は導波管を通って開口部から調理室内に分散する。調理室内の上側壁には最大球面電界強度を維持するために複数の環状電界階段が形成される。上側壁の各環状電界階段は、大きな半径の環状階段の方が小さな半径の環状階段より底面からの高さが低くなるように形成され、上側壁の開口部の形成された中心部が一番高くなるように形成される。上記上側壁の複数の電界階段と対称をなす形態の複数の環状電界階段を調理室の底面にも形成する。導波管内にも電磁波が最大電界強度を維持するように電界階段を形成する。これにより、調理室内で超高周波が最大電界強度を維持しながら万遍なく分散され、調理効率が向上される。
請求項1:
電磁波を発生させるためのマグネトロン;上記電磁波を誘導するための導波管;上記電磁波を用いて調理対象物を調理するための調理室;を含み、上記調理室は、その上側壁に配置され上記導波管を通って伝播した電磁波が流入する開口部と、上記調理室内の上記開口部の近傍に形成され電磁波を調理室内に分散させるための第1スタラーファンを備えており、上記開口部を通過して調理室内に分散される電磁波を最大電界強度の状態で誘導するために、上記開口部を中心として放射状に第1の複数の環状電界階段として形成された上側壁を有し、上記上側壁の各環状電界階段は、大きな半径の環状階段の方が小さな半径の環状階段より底面からの高さが低くなるように形成され、上側壁の開口部の形成された中心部が一番高くなるように形成されることを特徴とする電磁波の誘導構造を備えた電子レンジ。
IPC (4件):
F24C 7/02 511
, F24C 7/02
, H05B 6/64
, H05B 6/74
FI (4件):
F24C 7/02 511 C
, F24C 7/02 511 B
, H05B 6/64 D
, H05B 6/74 F
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