特許
J-GLOBAL ID:200903003258908125

直噴型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315734
公開番号(公開出願番号):特開平10-159621
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 吸気行程中に燃料噴射を行う場合に、ピストン凹部内に燃料が進入して混合気に濃淡が生じることを防止する。【解決手段】 燃料噴射開始時期設定手段2は、燃料噴射弁4の取付位置および取付角度と噴霧の速度から、経過時間に対応する噴霧の先端位置を求めるとともに、クランク半径、コンロッド長さおよびピストン冠面の形状から、ピストン冠面凹部の外縁部のクランク角に対応する位置を求め、両者の関係から噴霧の先端がピストン冠面凹部の外縁部より該凹部の内側に入らないように燃料噴射開始時期を設定する。これによりピストンの凹部内に燃料が進入することがない。
請求項(抜粋):
ピストン冠面に燃焼室の一部となる凹部を有し、かつ燃料噴射弁によりシリンダ内に燃料を直接噴射する直噴型火花点火式内燃機関において、機関の運転状態を検出する手段と、吸気行程中に燃料噴射を行う場合に、燃料噴射弁の取付位置および取付角度と噴霧の速度から噴霧の先端の位置を求めるとともに、クランク半径、コンロッド長さおよびピストン冠面の形状から、ピストン冠面凹部における燃料噴射弁と向かい合う外縁部の位置を求め、上記噴霧の先端が上記ピストン冠面凹部の外縁部より該凹部の内側に入らないように燃料噴射開始時期を設定する手段と、この燃料噴射開始時期設定手段で設定された噴射開始時期に応じて前記燃料噴射弁による燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段と、を備えていることを特徴とする直噴型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/02 335 ,  F02D 41/02 325 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/34 ,  F02F 3/26
FI (6件):
F02D 41/02 335 ,  F02D 41/02 325 A ,  F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02D 41/34 F ,  F02F 3/26 A

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