特許
J-GLOBAL ID:200903003263510113

先端切刃面の面摩耗が一様な超硬合金製ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169547
公開番号(公開出願番号):特開2000-355725
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】先端切刃面の面摩耗が一様な超硬合金製ドリルを提供する。【課題】【解決手段】溝形成部とシャンク部からなり、前記溝形成部の先端面を切刃面とし、少なくとも前記溝形成部のドリル中心線を含む中心部における結合相形成成分としてのCoの含有量が5〜16重量%である超硬合金製ドリルにおいて、前記先端面の切刃面を含む溝形成部のドリル中心線に対して直角な方向の断面(直角断面)をX線マイクロアナライザーで測定して、前記直角断面における最大半径を基準半径とした場合、前記基準半径を外径とするリング領域を存在させ、前記リング領域を前記先端切刃面の逃げ面位置に対応させると共に、前記リング領域の幅を前記基準半径の10〜30%に相当するものとし、かつ前記リング領域のCo含有量を、前記リング領域内側のコア部に比して相対的に低く、前記リング領域の径方向の中間点のCo含有量が前記直角断面の中心点を含む中心部における結合相形成成分としてのCo含有量の20〜80%に相当する含有量とする。
請求項(抜粋):
溝形成部とシャンク部からなり、前記溝形成部の先端面を切刃面とし、少なくとも前記溝形成部のドリル中心線を含む中心部における結合相形成成分としてのCoの含有量が5〜16重量%である炭化タングステン基超硬合金製ドリルにして、前記先端面の切刃面を含む溝形成部のドリル中心線に対して直角な方向の断面(直角断面)をX線マイクロアナライザーで測定して、前記直角断面における最大半径を基準半径とし、前記基準半径を外径とするリング領域が存在し、前記リング領域は前記先端切刃面の逃げ面位置に対応し、前記リング領域の幅は前記基準半径の10〜30%に相当し、かつ前記リング領域は、Co含有量が前記リング領域内側のコア部に比して相対的に低く、前記リング領域の径方向の中間点のCo含有量が前記直角断面の中心点を含む中心部における結合相形成成分としてのCo含有量の20〜80%に相当する含有量である、ことを特徴とする先端切刃面の面摩耗が一様な超硬合金製ドリル。
IPC (2件):
C22C 29/08 ,  B23B 51/00
FI (2件):
C22C 29/08 ,  B23B 51/00 M
Fターム (5件):
3C037AA02 ,  3C037CC02 ,  3C037CC09 ,  3C037FF04 ,  3C037FF06

前のページに戻る