特許
J-GLOBAL ID:200903003267129511

印鑑ケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057601
公開番号(公開出願番号):特開平10-250207
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】より強い押印力に対応することができる一方、朱肉の劣化や損傷を可及的に低減すること。【解決手段】朱肉ホルダ35を駆動する外ケース13の全ストロークSを多段(S1、S2)に分割する。そして、朱肉ホルダ35が印鑑15の印面16に当接する際には、印面16を開放するときよりも弱い付勢力が作用する。【効果】朱肉ホルダ35が印面16に当接する際に朱肉36に弾性部材23の付勢力が作用しなくなる。従って、朱肉36の劣化や損傷を可及的に低減できる。他方、朱肉ホルダ35が開閉するときには、強い弾性部材23を採用することができるので、より強い押印力に対応することができる。
請求項(抜粋):
印鑑の印面を押捺可能に露出させた状態で上記印鑑を保持するための内ケースと、内ケースの外周に、当該内ケースと軸方向に相対変位可能に配置される中間ケースと、中間ケースの外周に、当該中間ケースと軸方向に相対変位可能に配置され、内ケースを中間ケースに対して相対的に駆動可能な外ケースと、外ケースに連結されることにより、内ケースの進退動作に連動して内ケースに保持された印鑑の印面を開閉可能に変位する朱肉ホルダと、内ケースと中間ケースとの間に配置され、内ケースを中間ケースの内側に退避させる弾性部材とを備えた印鑑ケースにおいて、上記外ケースの全ストロークを、朱肉ホルダが印面と当接して遮蔽する当接遮蔽ポジションを上死点として外ケースが内ケースと相対的に変位する着脱ストロークと、印面が押捺される押捺ポジションを下死点として外ケースが内ケースと一体的に変位する状態で朱肉ホルダを開閉させる開閉ストロークとの二段に設定し、開閉ストロークにおいて上記弾性部材を外ケースを介して朱肉ホルダに作用させるとともに、着脱ストロークにおいて弾性部材よりも弱い緩衝用の付勢部材のみを外ケースを介して朱肉ホルダに作用させていることを特徴とする印鑑ケース。
IPC (2件):
B41K 1/58 ,  B41K 1/02
FI (2件):
B41K 1/58 L ,  B41K 1/02 T

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