特許
J-GLOBAL ID:200903003270875291
重量測定用ノイズ除去装置および重量測定用ノイズ除去方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-143110
公開番号(公開出願番号):特開2003-337062
出願日: 2002年05月17日
公開日(公表日): 2003年11月28日
要約:
【要約】【課題】 定周期振動ノイズの周波数変動に対してフィルタ特性を追従、変更させて、周波数変動する定周期振動ノイズを高精度に減衰させること。【解決手段】 ノイズ除去装置1は、計量装置3から出力された測定信号msを増幅するアンプ10、アナログ・フィルタ11、ADC12、デジタル・フィルタ14、係数制御部13およびデータ入力部15を備える。デジタル・フィルタ14は、ADC12から出力された計量信号D(n)の周波数成分を複数のノッチ(阻止域)で減衰させるノッチ・フィルタである。このデジタル・フィルタ14の伝達関数は、複数のノッチに対応する根をもつ複数の因子の積で表現される。係数制御部13は、前記複数のノッチの中から指定されたノッチに対応する根の周波数成分を変更した後、再構成されたデジタル・フィルタ14の伝達関数を多項式に展開し、その多項式に基づいてフィルタ係数の新たな系列を算出する。
請求項(抜粋):
被計量物の重量を検出して得た信号をデジタル化した計量信号に含まれる定周期振動ノイズを除去する重量測定用ノイズ除去装置であって、前記計量信号の周波数成分を複数のノッチで減衰させるフィルタリングを、可変のフィルタ係数を用いて実行する帯域通過フィルタと、前記フィルタ係数の系列を算出して前記帯域通過フィルタに供給する係数制御部と、を備え、前記帯域通過フィルタは、前記複数のノッチを含む周波数特性を有すると共に、当該帯域通過フィルタの伝達関数は、前記複数のノッチに対応する根をもつ複数の因子の積を含んで構成されており、前記係数制御部は、前記複数のノッチの中から指定されたノッチに対応する根を含む因子の当該根の周波数成分を変更する周波数変更手段と、前記帯域通過フィルタの伝達関数を構成する複数の因子の積を多項式に展開する展開手段と、前記多項式に基づいて前記フィルタ係数の系列を算出する係数算出手段と、を備える、ことを特徴とする重量測定用ノイズ除去装置。
IPC (2件):
G01G 23/37
, H03H 17/02 615
FI (2件):
G01G 23/37 C
, H03H 17/02 615 A
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