特許
J-GLOBAL ID:200903003273241226

データ処理システムの分散リソースを制御する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020746
公開番号(公開出願番号):特開平5-120208
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 バスの占領時間を最小限にとどめたリソースの制御装置を与える。【構成】 本発明のデータ処理装置は、競合タイプのバス7、11を介して端末装置1とメモリの間のデータ転送を制御するデータ処理アダプタ2と、データ処理システム全体のレジスタ、メモリなどの物理的なリソースを制御するために、カプラ8を通してシステム・バス7に接続された制御プロセツサ3とを含んでいる。制御動作は、カプラでも、選択されたデータ処理アダプタでも、選択された端末装置でもよい最終目的のユニツト中で実行される制御動作を、プロセツサ・バス14に与える制御プロセツサによつて始動される。各ユニツトには、制御動作情報を処理し、最終目的ユニツトに制御動作情報を転送し、目的ユニツトにおいて制御動作の応答を準備し、そして、カプラに応答信号を転送するための制御動作インターフエースが与えられる。
請求項(抜粋):
システム・バスに接続されており、メモリとデータ処理アダプタとの間でデータ転送を行わせる複数個のデータ処理アダプタと、結合手段(カプラ)を介してシステム・バスに結合されているプロセツサ・バスに接続された制御プロセツサと、システム・バスへのアクセスを管理するシステム・バス・スケジユーラとからなるデータ処理システムの分散リソースを制御するための装置において、上記結合手段は、一方の側でプロセツサ・バスに接続され、他方の側でシステム・バスに接続されている制御動作インターフエース手段を含むことと、プロセツサ・バスで転送される制御動作情報は上記データ処理アダプタのリソースのための制御動作情報を含むか否かを決定し、若し、上記リソースのための制御動作情報を含んでいれば、システム・バス・スケジユーラを介してシステム・バスへのアクセスを要求し、そして、上記アクセスがシステム・バス・スケジユーラによつて承認された時に、プロセツサ・バスからシステム・バスに制御動作情報を転送する、プロセツサ・バスの制御動作情報に応答するカプラ制御動作情報受け取り手段と、システム・バスに与えられた制御動作情報は、制御プロセツサで使用される応答信号を保持するカプラ応答保持手段中に制御動作応答信号をストアするための制御動作の応答信号であるか否かを、待機状態にセツトされた時に検出するために、制御動作がデータ処理アダプタのリソースのための制御動作であり、そしてシステム・バスに与えられた制御動作に対する応答であることを、制御動作受け取り手段が検出した時に、待機状態にセツトされるカプラ応答信号受け取り手段とを含むことを特徴とするデータ処理システムの分散リソースを制御する装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-088670

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