特許
J-GLOBAL ID:200903003277179738

巻上牽引機における遊転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249546
公開番号(公開出願番号):特開平7-165393
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 遊転制御時におけるチェンの引張り力の入力範囲を拡げて、熟練を要することなく簡単にロードシーブを遊転状態に保持し、チェンの迅速な引張り作業が行えながら、遊転操作も容易にでき、誤操作をなくしその操作性を向上する。【構成】 駆動軸5に設ける操作ハンドル18とストッパー17との間にこのハンドル18を駆動部材8の方向に付勢し、かつ、駆動部材8をブレ-キ弛緩方向に付勢する遊転用ばね19を設け、操作ハンドル18を引出すことで前記ばね19の捩り方向付勢力により駆動部材8を回転させて従動部材7から離反させ、制動用爪車11及び制動板9,10による制動作用を解除し、前記ばね19の軸方向付勢により係合突起31を遊転制御面35に弾接させ、遊転操作を保持する。
請求項(抜粋):
ロードシーブ(3)と、従動部材(7)をもち前記ロードシーブ(3)を駆動する駆動軸(5)と、この駆動軸(5)に螺着する駆動部材(8)と、この駆動部材(8)と前記従動部材(7)との間に設けるメカニカルブレ-キ(13)と、前記駆動部材(8)を正逆方向に駆動する駆動手段とを備えた巻上牽引機において、前記メカニカルブレ-キ(13)を非作動とし、前記ロードシーブ(3)の遊転を可能にする遊転制御装置であって、a) 前記駆動軸(5)の軸端部に設けるストッパー(17)と、b) このストッパー(17)と前記駆動部材(8)との間に前記駆動部材(8)に近接する第1位置と、離反する第2位置とにわたり軸方向移動可能に介装され、前記駆動軸(5)に対し相対回転不能とした操作ハンドル(18)と、c) 前記ストッパー(17)と操作ハンドル(18)との間に介装され、前記操作ハンドル(18)を前記駆動部材(8)に対し近接する第1位置の方向に付勢し、かつ、前記駆動部材(8)をブレ-キ弛緩方向に付勢し、前記操作ハンドル(18)を第2位置に操作したとき、前記駆動部材(8)を回転させてブレ-キを弛緩させる遊転用ばね(19)と、d) 前記操作ハンドル(18)と駆動部材(8)との間に設けられ、前記操作ハンドル(18)が前記第1位置に位置するとき、前記駆動部材(8)の駆動軸(5)に対する相対回転範囲を規制し、前記操作ハンドル(18)が前記第2位置に位置するとき規制解除可能となる規制手段と、e) 前記操作ハンドル(18)が前記第2位置に位置したとき、前記ばね(19)の軸方向付勢力により、前記操作ハンドル(18)を駆動部材(8)に弾接させ、前記操作ハンドル(18)による遊転操作を保持する遊転保持手段とを備えていることを特徴とする巻上牽引機における遊転制御装置。
IPC (2件):
B66D 3/14 ,  B66D 3/16

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