特許
J-GLOBAL ID:200903003282170609

文字領域切出し方法及び装置,記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299458
公開番号(公開出願番号):特開平10-177620
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 文書画像がノイズを含む場合や文字が傾いた場合にも、正しく切出し対象領域を特定することができる文字領域切出し装置を提供する。【解決手段】 文書画像から黒画素連結矩形を抽出し、矩形変換部12で各黒画素連結矩形を凸形図形、例えば矩形内黒画素数に応じた高さを有する二等辺三角形に変換する。ヒストグラム演算処理部13は、変換後の二等辺三角形内の黒画素数の分布を表すヒストグラムを作成する。行間特定部14はヒストグラム演算処理部13で作成されたヒストグラムの谷間から行間を特定する。
請求項(抜粋):
文字認識装置に取り込まれた文書画像から文字認識の対象領域を切出す方法であって、前記文書画像上の画素の連結領域を検出するとともに検出した個々の連結領域の外接矩形を抽出する第1ステップと、前記抽出された各外接矩形を、それぞれ走査方向の幅が該走査方向に垂直となる基準線方向の両端部で最小となり該両端部の中間部で最大となる凸形図形に変換する第2ステップと、前記走査方向における前記凸形図形の幅の総和と前記基準線方向に沿った前記総和の変化とを検出し、該変化の極小点を前記走査方向における前記対象領域の間隙として特定する第3ステップと、を含むことを特徴とする文字領域切出し方法。

前のページに戻る