特許
J-GLOBAL ID:200903003283165161

雨水流出防止施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-204507
公開番号(公開出願番号):特開平11-043981
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】構造が簡単な雨水流出防止施設により大量の雨水の流出による災害を解決する。【解決手段】雨水の流出を管理する区域内に複数の貯槽1が所定間隔をおいて一列に並べて埋設される。上面の開口2は地表に近接し、地表を流出する雨水は開口2から内部に流れ込む。貯槽1,1 の間には不透水壁体3がある。貯槽1の内部には吸水管4があり、各吸水管4の上端部は共通の連結管6に接続される。連結管6の一端には真空ポンプ8が接続される。真空ポンプ8の吐出口8bには排出管9が接続される。市街地では、降雨時に地中に吸い込まれる雨量が少なく、降雨時には多量の雨水が一気に流出して河川等に集中し、水害を引き起こす。本例の雨水流出防止施設を市街地の要所に設ければ、地表に降った雨は貯槽1に一度貯留される。適当な時期に真空ポンプ8を駆動し、各貯槽1内の雨水Wを吸い上げ、排水施設に排出する。雨水の流出量を調整でき、水害や土砂崩れを防げる。
請求項(抜粋):
雨水の流出を管理しようとする区域に並べて埋設され開口から雨水が流入する複数の貯槽と、隣接する前記各貯槽の間に設けられた不透水壁体と、前記各貯槽の内部にそれぞれ設けられて前記貯槽内に貯留された雨水を吸引するための複数の吸水管と、前記各吸水管の上端に接続されて前記各貯槽から吸引された雨水を排出するための連結管と、前記各吸水管と前記連結管を介して前記各貯槽内の雨水を吸引する吸引手段と、を有する雨水流出防止施設。

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