特許
J-GLOBAL ID:200903003285258124

薄膜磁気ヘッドおよび磁気記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-179795
公開番号(公開出願番号):特開2005-018851
出願日: 2003年06月24日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】非記録時の意図しない情報の消去を抑制し、磁気動作特性を安定に確保することが可能な薄膜磁気ヘッドを提供する。【解決手段】上部リードシールド層7がバックギャップ13BG(バックギャップ後端位置TBG)よりも後方まで延在しており、ライトシールド層15もバックギャップ13BGよりも後方まで延在している。ボイスコイルモータ等から生じた浮遊外部磁場は上部リードシールド層7だけでなくライトシールド層15においても取り込まれやすくなり、すなわち上部リードシールド層7に集中しにくくなる。これにより、上部リードシールド層7および磁極層10と記録媒体との間に不要な磁気的閉ループが形成されにくくなるため、この不要な磁気的閉ループに起因して非記録時に意図しない情報の上書きが行われにくくなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
磁束を発生させる薄膜コイルと、 媒体進行方向に移動する記録媒体に対向する記録媒体対向面から後方に向かって延在し、前記薄膜コイルにおいて発生した磁束を前記記録媒体に向けて放出する磁極層と、 この磁極層の前記媒体進行方向側において前記記録媒体対向面から後方に向かって延在し、前記記録媒体対向面に近い側においてギャップ層により前記磁極層から隔てられると共に前記記録媒体対向面から遠い側においてバックギャップを通じて前記磁極層と連結されるように配設された第1の磁気遮蔽層と、 前記磁極層の前記媒体進行方向と反対方向側において前記記録媒体対向面から後方に向かって延在する第2の磁気遮蔽層と、を備え、 前記第1の磁気遮蔽層が、前記バックギャップよりも後方まで延在していると共に、前記第2の磁気遮蔽層から物理的に分離されている ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B5/31 ,  G11B5/39
FI (3件):
G11B5/31 Q ,  G11B5/31 C ,  G11B5/39
Fターム (10件):
5D033AA05 ,  5D033BA07 ,  5D033BB22 ,  5D033BB43 ,  5D033CA02 ,  5D034BA02 ,  5D034BA18 ,  5D034BB08 ,  5D034BB12 ,  5D034CA00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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