特許
J-GLOBAL ID:200903003286298782

スカム分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 忰熊 弘稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301082
公開番号(公開出願番号):特開平10-128322
出願日: 1996年10月26日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 浄化槽或は水処理施設などで発生するスカム汚水から自動的に迅速且つ適確に分離するためのスカム分離装置の提供を目的とする。【解決手段】 吸出装置は一定長のパイプ上面にフロートと下方に錘を付着させた状態で下部パイプ内へ上下摺動させ、一方下部パイプは吸込みポンプの吸込側に接続して浮上スカムが吸引されるようになし、他方吸込みポンプの吐出側は排出管を接続して浄化槽外の地上側に設置されたスカム分離タンクの下部にディフューザーを介して送り込まれるようになし、またスカム分離タンクは立設した一定高さの筒状タンク内の凡そ中央部にタンク内径より稍々小となした円板をタンク内へ一定の傾斜角度で且つその上方となる片側部分はタンク内壁面との間に水が流下する隙間が形成される状態の傾伏揺動可能に取付け、これと反対する側には上記円板の傾伏状態に於ける一定傾斜角度を保持可能とする係止金具を取付け、且つ該係止金具の上方にはスカム排出用の窓を穿設すると共に、該窓を取囲んだタンク外方にはスカム貯留箱を形成し、該箱体の底面側には開閉弁を取付ける。
請求項(抜粋):
浄化槽内に浮上するスカムを吸引除去する吸出装置は一定長のパイプ上面にフロートを備えしめると共に下方に錘を付着させた状態で下部パイプ内へ上下摺動可能なさしめてあり、一方下部パイプは吸込みポンプの吸込側に接続して浮上スカムが吸引されるようになさしめ、他方吸込みポンプの吐出側は排出管を接続して浄化槽外の地上側に設置されたスカム分離タンクの下部へディフューザーを介して送り込まれるようになし、またスカム分離タンクは立設した一定高さの筒状タンク内の凡そ中央部箇所へタンク内径より稍々小となした円板をタンク内に一定の傾斜角度で且つその上方となる片側部分はタンク内壁面との間に水が流下する隙間が形成される状態の傾伏揺動可能に取付けしめ、これと反対する側には上記円板の傾伏状態に於ける一定傾斜角度を保持可能とする係止金具を取付け、且つ該係止金具の上方にはスカム排出用の窓を穿設すると共に、該窓を取囲んだタンク外方にはスカム貯留箱を形成し、該箱体の底面側には開閉弁を取付けた構成を特徴とするスカム分離装置。
IPC (3件):
C02F 1/40 ,  B01D 21/24 ,  C02F 1/24 ZAB
FI (4件):
C02F 1/40 B ,  B01D 21/24 T ,  B01D 21/24 W ,  C02F 1/24 ZAB D

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