特許
J-GLOBAL ID:200903003287923524

測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094937
公開番号(公開出願番号):特開平8-292245
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 バックアップされていた最終測位位置データまたは現在時刻が実際の値より大幅に異なっていても、より短時間に測位を開始できるようにした測位装置を提供する。【構成】 バックアップされていた各測位用衛星の軌道情報と最終測位位置情報および現在時刻とに基づいて各測位用衛星について各々が視野内に存在するか視野外に存在するかを予測し、また受信点に対する各測位用衛星の相対位置関係の確からしさに応じて視野内の衛星をサーチする受信チャンネル群と視野外の衛星を受信する受信チャンネル群との比率を定める。【効果】 受信点に対する各測位用衛星の相対位置関係の確からしさに応じて複数の受信チャンネルで効率よく各衛星を早期に追尾させることができ、最初の測位結果が出力されるまでの時間が短縮される。
請求項(抜粋):
それぞれ個別に割り当てられた複数の測位用衛星からの測位用信号を選択受信する複数の受信手段と、これらの受信手段により受信された測位用信号から各測位用衛星の軌道情報を抽出するとともに、受信点の位置情報を求める測位演算手段と、前記各測位用衛星の軌道情報、最終測位位置情報および最終測位時刻を非測位中に記憶保持する手段とを備える測位装置において、測位開始時に、記憶保持されていた各測位用衛星の軌道情報と最終測位位置情報および現在時刻とに基づき、各測位用衛星について各々が視野内に存在するか視野外に存在するかを予測する視野内外予測手段と、前記視野内外予測手段により予測された視野内の測位用衛星の測位用信号を前記複数の受信手段のうち第1群の受信手段に受信させ、視野外の測位用衛星または該視野外の測位用衛星を含む複数の測位用衛星の測位用信号を前記複数の受信手段のうち第2群の受信手段に受信させる受信制御手段と、受信点に対する各測位用衛星の相対位置関係の確からしさの情報を定める確からしさ情報設定手段と、前記確からしさが低い程、前記第1群に含める受信手段の数を減らすとともに前記第2群に含める受信手段の数を増やし、前記確からしさが高い程、前記第2群に含める受信手段の数を減らすとともに前記第1群に含める受信手段の数を増やす受信割当比率制御手段とを設けたことを特徴とする測位装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • GPS受信機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-093745   出願人:松下電器産業株式会社

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