特許

J-GLOBAL ID：200903003288890239

ノツキング検出装置の異常検出装置

発明者： 山田 裕彦 ,  榊原 浩二
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 碓氷 裕彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-186326
公開番号（公開出願番号）：特開平5-026778
出願日： 1991年07月25日
公開日（公表日）： 1993年02月02日
要約：

【要約】【目的】 ノックセンサ信号にばらつきが生じても、或いは機関回転数Neの低回転領域でも正確にノックセンサの異常を判別できる装置を提供する。【構成】 ノックセンサ7の出力信号の所定区間の最大値(ノック強度値V)を求め、またこれを対数変換した値(対数変換値LOG(V))を求める(ステップ100)。そして、この対数変換値LOG(V)の分布の中央値VM と分布のばらつき度合いを示す指数S(標準偏差σ)を更新する(ステップ300,400)。次に指数Sと異常判定値Sthとを比較する(ステップ500)。これにより、ノックセンサに異常が生じた場合にはセンサ信号のばらつきが小さくなることから、指数Sが判定値Sthより小さいときにノックセンサが異常であると判断することで正確にノックセンサの異常を判別できる。

請求項（抜粋）：

内燃機関に発生するノッキングを検出して電気信号を出力するノック検出手段と、前記ノック検出手段の出力信号における所定区間のノック強度値を検出するノック強度値検出手段と、前記ノック強度値を対数変換することにより算出される対数変換値の度数分布を求め、この分布のばらつき度合いに対応する指数を算出する指数演算手段と、前記指数が所定値より小さいときに前記ノック検出手段が異常であると判定するノックセンサ異常判定手段とを備えることを特徴とするノッキング検出装置の異常検出装置。

IPC (5件)：

G01M 15/00 ,  F02B 77/08 ,  F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 370