特許
J-GLOBAL ID:200903003291004100

電力センサ及び電力センサ回路網

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 公久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-102935
公開番号(公開出願番号):特開2000-310657
出願日: 2000年04月05日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】ピーク対平均電力比の高い信号の測定正確度が高い電力測定装置を提供する。【解決手段】入力RF信号を受信するための入力手段(12)には、第1の積重ダイオード手段(18)を含む、比較的低電力の入力RF信号を検知するための低電力センサ経路(14)が設けられる。さらに入力手段とアースの間には直列に接続された減衰抵抗器R1及びR2を含むインピーダンス回路網(20)が設けられる。第2の積重ダイオード手段(24)を含み、減衰抵抗器R1及びR2とアースの間に接続されて、減衰した比較的高電力の入力RF信号を検知するための高電力センサ経路(22)がさらに設けられる。第1、第2の積重ダイオード手段のセンサ・ダイオードは二乗則領域内で動作する。
請求項(抜粋):
積重ダイオード・マイクロ波電力センサであって、ダイナミック電力レンジの広いRF信号を受信するための入力手段と、それぞれのコンデンサを介して、第1の数の積重ダイオード逆並列対のそれぞれがアースに結合された第1の積重ダイオード手段を含む、前記入力手段とアースの間に接続されて、比較的低電力の入力RF信号を検知するための低電力センサ経路と、前記入力手段とアースの間に直列に接続された減衰抵抗器R1及びR2を含むインピーダンス回路網と、それぞれのコンデンサを介して、第2の数の積重ダイオード逆並列対のそれぞれがアースに結合された第2の積重ダイオード手段を含む、前記減衰抵抗器R1及びR2とアースの間に並列に接続されて、比較的高電力の入力RF信号を検知するための高電力センサ経路が含まれており、前記第1、第2の積重ダイオード手段が二乗則領域で動作し、前記受信RF信号の広いダイナミック・レンジにわたって電力レベルを検知することを特徴とする、電力センサ。

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