特許
J-GLOBAL ID:200903003293703544

有機電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341179
公開番号(公開出願番号):特開平10-188933
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】有機電解液電池において、弁体の破損圧力のバラツキを低減して安全性を向上させ、かつ電解液の漏出を確実に阻止する。【解決手段】有機電解液電池の封口体に改良を加えたもので、皿状封口板8cと、弁体8bと、リング状補強板8fと、PTC素子板8dと、キャップとを備えた封口体において、皿状封口板8cの周縁カシメ部以外の部分が平坦になっているので、弁体8bと弁口8a以外の部分で全面的に接着しており、そのため弁体の受圧部以外の余分な伸びや変形がなくなり、弁体の破損圧力のバラツキが減少する。また、弁体と皿状封口板との接着面積が増加するので、電解液の漏出を防止することができる。
請求項(抜粋):
有機電解液系の電池発電要素を内包しかつ負極端子を兼ねる外装缶と、前記外装缶の開口部を絶縁性パッキング材を介してカシメ固定によって気密に封止した正極端子を兼ねる封口体とを有する有機電解液電池において、前記封口体が、中央に弁口を有し周縁立ち上がり部を内方にカシメることによってリング状補強板を介して弁体を固定している皿状封口板と、前記皿状封口板の周縁カシメ部上に積層配置された環状の正温度係数抵抗素子(PTC素子)板と、前記PTC素子板の上に積層配置され前記弁体に対応する領域が突出してこの突設部にガス抜き孔が設けられているキャップと、を備えており、前記皿状封口板が平坦な底部を有することによって、弁体が弁口を除いた部分において全体的に皿状封口板に密着されていることを特徴とする有機電解液電池。
IPC (5件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/08 ,  H01M 2/34 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 F ,  H01M 2/08 F ,  H01M 2/34 A ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 非水電解液電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-347609   出願人:東芝電池株式会社, 株式会社東芝, 旭化成工業株式会社

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