特許

J-GLOBAL ID：200903003296354923

漂白パルプの製造方法

発明者： 内田 洋介 ,  山本 高廣 ,  岩崎 誠
出願人/特許権者： 王子製紙株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-048868
公開番号（公開出願番号）：特開平10-251986
出願日： 1997年03月04日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 木材を蒸解して得られる未漂白パルプ或いは該未漂白パルプを更に酸素とアルカリで脱リグニンしたパルプを、酸素含有ガスによる加圧下で酸で処理することにより、パルプ繊維中のリグニンを大幅に除去し、更にその後の漂白薬品による一段或いは多段漂白において、パルプの収率を損なうことなくパルプの漂白性を顕著に改善し、所望の白色度に漂白するのに必要な漂白薬品の使用量を大幅に削減しうる漂白パルプの製造方法の提供。【解決手段】 木材を状改易を用いて蒸解した後に得られるパルプを漂白薬品を用いて一段或いは多段漂白し、漂白パルプを製造する方法において、漂白薬品で漂白するに先立ち、未漂白パルプ或いは該未漂白パルプを酸素とアルカリで脱リグニンしたパルプを、酸素含有ガスによる加圧下で酸処理する。

請求項（抜粋）：

木材を蒸解液を用いて蒸解した後に得られるパルプを漂白薬品を用いて一段或いは多段漂白し、漂白パルプを製造する方法において、漂白薬品で漂白するに先立ち、未漂白パルプを酸素含有ガスによる加圧下で酸処理することを特徴とする漂白パルプの製造方法。

IPC (3件)：

D21C 9/00 ,  D21C 9/10 ,  D21C 9/147

FI (3件)：

D21C 9/00 ,  D21C 9/10 A ,  D21C 9/147