特許
J-GLOBAL ID:200903003302539744
原子発振器及び原子発振器の温度制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
上柳 雅誉
, 宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-161966
公開番号(公開出願番号):特開2007-335937
出願日: 2006年06月12日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】ランプ保持部材とガスセル保持部材の間にサーモモジュールを挟み、ランプ保持部材とガスセル保持部材間の温度差を適切になるようにサーモモジュールを制御することにより、ルビジウムガスセルとルビジウムランプ間の熱の影響を低減すると共に、光学系を小型化することができる原子発振器を提供する。【解決手段】この光学系100は、ルビジウム原子を封入したガスセルを保持するガスセル保持部材4と、ガスセル中のルビジウム原子を励起するルビジウムランプを保持するランプ保持部材2と、ガスセル保持部材4を加熱するガスセルヒータ5と、ランプ保持部材2を加熱するランプヒータ1と、熱エネルギと電気エネルギの直接相互交換による熱電効果により対向面に温度差を生ずるサーモモジュール3と、電流の大小及び極性により対向面に生じる温度差の大小と向きを制御する温度制御部7と、を備えて構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ルビジウム原子を封入したガスセルと、該ガスセルを保持するガスセル保持部材と、前
記ガスセル中のルビジウム原子を励起するルビジウムランプと、該ルビジウムランプを保
持するランプ保持部材と、前記ガスセル保持部材を加熱するガスセル加熱手段と、前記ラ
ンプ保持部材を加熱するランプ加熱手段と、を備えた原子発振器であって、
熱エネルギと電気エネルギの直接相互交換による熱電効果により2つの対向面に温度差
を生ずるサーモモジュールと、電流の大小及び極性により前記各対向面間に生じる温度差
の大小と向きを制御するサーモモジュール制御手段と、を備え、
前記ルビジウムランプから発光されるルビジウム光を出射する前記ランプ保持部材の出
射口を備えた出射面と、該ルビジウム光を前記ガスセルに入射させる前記ガスセル保持部
材の入射口を備えた入射面との間に、前記各対向面が接するように前記サーモモジュール
を挟み込んだことを特徴とする原子発振器。
IPC (3件):
H03L 7/26
, H01L 35/30
, H01S 1/06
FI (3件):
H03L7/26
, H01L35/30
, H01S1/06
Fターム (8件):
5J106AA01
, 5J106CC09
, 5J106EE02
, 5J106GG01
, 5J106HH01
, 5J106JJ01
, 5J106KK13
, 5J106KK38
引用特許:
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