特許
J-GLOBAL ID:200903003303978261

アジマスサーチ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-134089
公開番号(公開出願番号):特開平11-326478
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 従来に比べ短時間で初期捕捉を終えることができる受信機を提供する。【解決手段】 電源投入直後等に、衛星を捕捉するため、ラストチャネルサーチ手順400、隣接チャネルサーチ手順402及び全チャネルサーチ手順404を順を追って実行する。ラストチャネルサーチ手順400は、電源切断時に記憶しておいた情報に基づき内蔵するシンセサイザの発振周波数を設定して衛星を捕捉する手順であり、通常はこの段階で衛星の捕捉に成功する。ラストチャネルサーチ手順400にて衛星捕捉に失敗した場合(406)、電源切断前に捕捉していた衛星に隣接する2個の衛星に関するサーチである隣接チャネルサーチ手順402が実行される。隣接チャネルサーチ手順402にて衛星捕捉に失敗した場合に初めて(408)、全ての衛星を対象として行うサーチである全チャネルサーチ手順404が実行される。
請求項(抜粋):
それぞれ一般に異なる周波数で信号を送信する複数の静止衛星を選択的に捕捉すべく水平面内でそのビーム方向を回転させることが可能なアンテナと、このアンテナにおける受信レベルを比較的狭い周波数帯域に関し検出する受信部とを備える受信機において実行され、上記アンテナのビーム方向を水平面内で回転させながら捕捉目標からの信号が属する周波数帯域での受信レベルを上記受信部にて検出する受信レベルサーチ動作を、最近まで上記アンテナにより捕捉されていた衛星を捕捉目標として、また360°以上の上限角度を回転の限度として実行するラストチャネルサーチ手順と、上記受信レベルサーチ動作を、最近まで上記アンテナにより捕捉されていた衛星に隣接して配置されている2個の衛星を捕捉目標として、また360°以上の上限角度を回転の限度として、実行する隣接チャネルサーチ手順と、上記受信レベルサーチ動作を、静止軌道上にある全ての衛星を捕捉目標として、また360°以上の上限角度を回転の限度として、実行する全チャネルサーチ手順と、を有し、上記ラストチャネルサーチ手順にて上記しきい値を上回る受信レベルが検出されなかったときに上記隣接チャネルサーチ手順を、また上記隣接チャネルサーチ手順にて上記しきい値を上回る受信レベルが検出されなかったときに上記全チャネルサーチ手順を、というように各手順を順に実行し、上記しきい値を上回る受信レベルが検出された時点以後の手順を省略することを特徴とするアジマスサーチ方法。
IPC (5件):
G01S 3/42 ,  H01Q 3/02 ,  H01Q 3/04 ,  H04B 1/16 ,  H04B 7/155
FI (5件):
G01S 3/42 A ,  H01Q 3/02 ,  H01Q 3/04 ,  H04B 1/16 Z ,  H04B 7/155

前のページに戻る