特許
J-GLOBAL ID:200903003306830672

流体羽根車の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-256539
公開番号(公開出願番号):特開2003-062631
出願日: 2001年08月27日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 円環状のシェルとシェルのスリットに固定されるタブを有する複数のブレードとからなる流体羽根車の製造方法において、タブとスリットの周縁部との間の隙間を塞ぐ方法を改善し、流体羽根車の組み立て性を向上させる。【解決手段】 タービンブレード31の複数のタブ31aは、スリット33aに挿入され、その先端部がスリット幅方向に折り曲げられている。スリット33aの長手方向の両端部には、スリット33aの幅方向に向かって延びる一対の切り起こし部33bが形成されており、タブ31aの長手方向の両端部とスリット33aの長手方向の両端部との隙間を塞いでいる。スリット33aのタブ31aが折り曲げられていない方の長辺には、第1切り起こし部33bと同じ方向に延びる第2切り起こし部33cが形成され、スリット33aのタブ31aが折り曲げられていない方の長辺の隙間を塞いでいる。
請求項(抜粋):
円環状のシェルと、前記シェルのスリットに固定されるタブを有する複数のブレードからなる流体羽根車の製造方法であって、円環状のシェルを用意するシェル準備工程と、前記シェルに、前記スリットと、前記スリットの長手方向の両端部において前記スリットの長手方向と交差する幅方向に向かって延びるように切り起こされた一対の第1切り起こし部とを含むタブ固定部を形成するタブ固定部形成工程と、前記スリット内に前記ブレードのタブを挿入するタブ挿入工程と、前記タブ挿入工程の後に、前記タブ及び前記第1切り起こし部をローリングかしめすることで、前記タブを折り曲げて前記シェルに固定するとともに、前記第1切り起こし部により前記タブの長手方向両側にある前記スリットの隙間を覆うタブ固定工程と、を備えた流体羽根車の製造方法。
IPC (3件):
B21D 53/00 ,  B21D 39/02 ,  F16H 41/28
FI (3件):
B21D 53/00 Z ,  B21D 39/02 A ,  F16H 41/28
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-177651

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