特許
J-GLOBAL ID:200903003315943200

充電電池、充電電池パックおよび充電電池の残量算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-245779
公開番号(公開出願番号):特開2002-063944
出願日: 2000年08月14日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】電池の使用状態に応じた電池の残容量を外部に出力することが可能で、かつ、充電電池の使用効率を向上させることができる内部回路を有する充電電池あるいは充電電池パックを提供することにある。【解決手段】実際の電池における総放電容量Qaのばらつき誤差Δdをデータとして記憶しておき、演算により算出される積算放電量Qnの誤差と比較して積算放電量Qnの誤差よりばらつきによる誤差Δdが大きいときには残量算出を行わないようにすることで、残量算出誤差の範囲を積算放電量Qnの誤差程度に抑え、誤差の大きい残量を出力しないようにしたものである。また、別の例として、積算放電量Qnの誤差としてある放電終了電圧までの累積誤差を算出して、総放電容量Qaのばらつき誤差Δdではなく、ある放電終了電圧のときのばらつきによる誤差Δdiと比較するものである。
請求項(抜粋):
充電された電荷を放電する放電条件に応じて満充電から放電停止電圧までの総放電容量が変動する充電電池において、電池本体あるいはこの電池本体が複数直列に接続された組電池と、充電後の放電開始から現在までの放電電荷の量を放電電流値に応じて積算する積算手段と、特定の放電電流値において前記満充電から前記放電停止電圧まで放電したときの総放電容量を前記特定の放電電流値複数についてこれとその放電停止電圧までの総放電容量とを一義的に対応付けて記憶した放電電流値対総放電容量の第1のデータ記憶手段と、前記あるいは他の特定の放電電流値において前記満充電から所定の放電電圧まで放電したときの多数の前記電池本体あるいは前記組電池について積算放容量の平均的な値からみた前記電池本体あるいは前記組電池の特性のばらつきによる積算放電量のばらつき誤差を一義的に対応付けて記憶した放電電流値対積算放電量の第2のデータ記憶手段と、多数の前記電池本体あるいは前記組電池の積算放電量を所定の条件において採取したときの平均特性からみた前記所定の条件における前記積算手段の積算値の算出誤差を記憶する誤差記憶手段と、前記電池本体の現在の電圧値を検出する電圧値検出手段と、現在の放電電流値を検出する電流値検出手段と、前記電圧値検出手段から得られた前記電圧値が実質的に前記所定の放電電圧に一致するものであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段からの判定結果に応じて前記電圧値が実質的に前記所定の放電電圧に一致するときに前記電流値検出手段から得られた前記現在の放電電流値に基づいて前記第1のデータ記憶手段により得られるデータにより前記現在の放電電流値に対応するあるいはそれに最も近い前記放電停止電圧までの総放電容量を得て、かつ、前記積算手段により得られる積算放電量を得て、前記総放電容量と前記積算放電量とから放電電荷の残容量を算出する残容量算出手段とを備え、前記算出誤差と前記積算放電量のばらつき誤差とを比較して前記算出誤差が大きいときには前記残容量算出手段による残量算出を行わないことを特徴とする充電電池。
IPC (4件):
H01M 10/48 ,  G01R 31/36 ,  H01M 10/42 ,  H02J 7/00
FI (4件):
H01M 10/48 P ,  G01R 31/36 A ,  H01M 10/42 P ,  H02J 7/00 M
Fターム (24件):
2G016CA00 ,  2G016CB12 ,  2G016CB22 ,  2G016CB33 ,  2G016CC01 ,  2G016CC03 ,  2G016CC04 ,  2G016CC12 ,  2G016CC13 ,  2G016CC16 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  5G003AA01 ,  5G003BA03 ,  5G003CA03 ,  5G003CB01 ,  5G003CC02 ,  5G003EA05 ,  5G003GC05 ,  5H030AS11 ,  5H030BB01 ,  5H030FF41 ,  5H030FF42 ,  5H030FF44

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