特許
J-GLOBAL ID:200903003318151452

プロピレンブロツク共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274461
公開番号(公開出願番号):特開平5-032742
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】第一段でプロピレンの塊状重合、さらに、第二段でプロピレンと他のオレフィンとの気相共重合を行う製造プロセスにおいて、良好な物性を有するプロピレンとα-オレフィンのブロック共重合体を、重合時のトラブルを生じることなく、高い重合活性で製造する方法を提供する。【構成】特定成分のTiCl3含有固体触媒と有機アルミニウム化合物からなる触媒系を用いる。【効果】高流動性、高立体規則性、及び、プロピレンとα-オレフィンとの良好な共重合性を有するプロピレンブロック共重合体を、高い重合活性で、しかも、重合装置への付着、撹拌トルクの増大、閉塞などのトラブルがなく製造する方法を提供する。
請求項(抜粋):
TiCl4を有機アルミニウム化合物で還元して得られたβ型TiCl3を、さらに錯化剤で処理、及びTiCl4で処理した成分Aと、TiCl4を金属アルミニウムで還元して得られたTiCl3(1molのTiCl3に対して1/3molのAlCl3を含有する共晶体)を、電子供与体で処理した成分Bとを、5/95≦A/B≦50/50の重量比で混合調製したTiCl3含有固体と、式AlR2Xで示される有機アルミニウム化合物からなる触媒系を用いて、プロピレン又はプロピレンと少量の他のα-オレフィンとを塊状重合し、続いて気相状態でプロピレン以外のα-オレフィン単独又はプロピレンとプロピレン以外のα-オレフィンとを重合させることを特徴とするプロピレンブロック共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/658 MFG

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