特許
J-GLOBAL ID:200903003323436660

ギヤモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226333
公開番号(公開出願番号):特開平6-038450
出願日: 1992年07月11日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】[目的] ギヤモータの運転音の静音化と停止位置精度の向上を目的とする。[構成] 回転磁界を発生する界磁用固定子21と、それと作用して回転する回転子24と、回転子24の内部にあって、回転子24の中心に対し偏心した中心をもち回転自在に支持されている内歯歯車26と、内歯歯車26と噛み合う固定外歯歯車27と、出力軸30と、ケース部を備えたギヤモータにおいて、内歯歯車26の端面と出力軸端面の円形の凹部38間に鋼球37を組み込み、鋼求37の滑りと転がりを利用することにより、内歯歯車26の公転(偏心揺動運動)による摩擦音及び衝突音を減少させ、静音化を計る。併せて、負荷トルクの慣性力にたいしても剛性が高まるので、出力軸30の停止位置精度が向上する。
請求項(抜粋):
[請求項1] 円周上に配列された複数の励磁磁極を有する界磁用固定子と、界磁用固定子との間に均一なエアギャップを保ち、回転する回転子と、回転子の内周面に回転子の中心に対し偏心した軸受けを配置し、その軸受けの内周面に内歯歯車を配置し、内歯歯車と噛み合い、且つ、ケース部から突出した軸に固着された歯数の異なる外歯歯車を配置したブラシレスモータにおいて、前記内歯歯車の端面部と出力軸端面部に複数の円形の凹部を設け、その凹部間に鋼球を配置したことを特徴としたギヤモータ。[請求項2] 円周上に配列された複数の励磁磁極を有する界磁用固定子と、界磁揺固定子との間に均一なエアギャップを保ち外側にあって回転する回転子と、回転子の外周面に回転子の中心に対し偏心した軸受けを配置し、その軸受けの外周面に外歯歯車を設置し、外歯歯車と噛み合い、且つ、ケース部に固着された歯数の異なる内歯歯車を設置したブラシレスモータにおいて、前記外歯歯車の端面部と出力軸端面部に複数の円形の凹部を設け、その凹部間に鋼球を配置したことを特徴としたギヤモータ。[請求項3] 請求項1及び請求項2において円形の凹部の底部隅部形状が鋼球と同一の半径からなる曲面であることを特徴とするギヤモータ。
IPC (3件):
H02K 7/116 ,  H02K 5/24 ,  H02K 29/00

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